2018年12月 2日 (日)

11月に読んだ本

 ふとしたきっかけで、テレジーンに関する本を片っ端から読んでいます。いやあ、わたしが知らなかっただけで、けっこう出ているんですね。野村路子さんという方が何冊か書かれていて、著作以外にも監修をされたり、解説を書かれていたり、テレジーンにいた子どもたちが描いた絵の日本での展示会を実現させていたり。まったく知りませんでした。『15000人のアンネ・フランク』を読むと、野村さんがどうしてこれだけテレジーンの子どもたちの絵に惹かれたのかがよくわかります(とはいえ、正直なところ、この本よりもこの本に挟まれていた「径通信」の内容の方がインパクトが強かったのですが)。それはそうと、『テレジンの小さな画家たち』のなかで、小要塞にあるゲシュタポ刑務所をユダヤ人の強制収容所だと思い込んでいらっしゃるような記述が気になりました(『テレジンの子どもたちから―ナチスに隠れて出された雑誌『VEDEM』より』の著者・林幸子さんも最初勘違いされていましたが、間違いに気づいてあとで訂正されています)。ちなみにこの本は第41回(1994年)産経児童出版文化賞受賞作です。
 11月最後の日に読み終えた『その年、わたしは嘘をおぼえた』はとてもよかったです。ここのところ、「大人は頼りにならない」「だから、子どもしっかりせねば」みたいな本が増えてきたような気がしますが、たとえ現実がそうだとしても、児童書のなかの大人は子どもを見守り、支える存在であって欲しい。そう願います。

11月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:2592
ナイス数:83

その年、わたしは嘘をおぼえたその年、わたしは嘘をおぼえた感想
物語の舞台は1943年。第二次大戦中だけれど、それを忘れてしまうほど、同時代の日本とは異なる雰囲気。問題を抱えて祖父母に預けられたベティがアナベルの住む田舎の村にやってきてから、不穏な空気が漂い、それは最後まで消えなかった。田舎の恐ろしさ、正義感の怖さも感じる。アナベルを支える大人(両親、先生)の存在は児童書ならでは。
読了日:11月30日 著者:ローレン ウォーク
わたしはスター―テレジンからの生還者わたしはスター―テレジンからの生還者感想
著者はチェコスロヴァキアではなくドイツからテレジーンに送られたユダヤ人。東への移送を免れ、テレジーンで終戦を迎えた。薄い本だが、冒頭でナチスとヒトラーについて簡単に説明したあとで、著者個人のことを語るなど、資料的価値の高い本になっている。訳も読みやすい。
読了日:11月28日 著者:インゲ アウワーバッハー
テレジンの子どもたちから―ナチスに隠れて出された雑誌『VEDEM』よりテレジンの子どもたちから―ナチスに隠れて出された雑誌『VEDEM』より感想
テレジーンの強制収容所で少年たちがナチスに隠れてこっそり作っていた雑誌の一部を収録。巻末にこの雑誌に関わっていた子どもたちのその後が載っているが、ほとんどがアウシュヴィッツで亡くなっている。
読了日:11月27日 著者:林 幸子
15000人のアンネ・フランク―テレジン収容所に残された4000枚の絵15000人のアンネ・フランク―テレジン収容所に残された4000枚の絵感想
この本に挟まれていた「径通信」のジャック・エドワーズ氏と持田郁子氏の対話が何よりも印象に残った(日本で捕虜になり、その過酷な体験を生々しく綴ったエドワーズ氏の手記、今だったら刊行できただろうか?)。それはさておき、著者・野村路子氏はテレジーンにいた子どもたちが残した絵の日本での展示を実現し、それに関する本をいくつか書いているが、なぜそこまであの絵・あの子どもたちに惹きつけられたのが、この本を読んでわかったような気がする。
読了日:11月25日 著者:野村 路子
聖☆おにいさん(16) (モーニング KC)聖☆おにいさん(16) (モーニング KC)感想
イエスの弟子たちみんなでコストコに行ったら、ほとんどが12個単位なので、13人目のあの人が……で苦笑。
(あー、ローマに行きたい! ペトロ大好き。)
読了日:11月23日 著者:中村 光
黒いチェコ (フィギュール彩)黒いチェコ (フィギュール彩)感想
テレジーンに関する資料として読んだのだが、チェコスロヴァキア初代大統領トマーシュ・マサリクが何よりも印象に残った。「国家と民族は別のものである」という考えに心から共感する。そういえば『こいぬとこねこのおかしなはなし』にもマサリクの名前が出てくる。マサリクのことがもっと知りたい。
読了日:11月21日 著者:増田 幸弘
トミーが三歳になった日―ユダヤ人収容所の壁にかくされたベジュリフ・フリッタトミーが三歳になった日―ユダヤ人収容所の壁にかくされたベジュリフ・フリッタ感想
テレジーンのユダヤ人強制収容所の製図室で働いていた父親が息子に残した絵と、当時を知る人物の証言から作られた本。挿絵は父親(ベジュリフ・フリッタ)による。トミーこと、トーマス・フリッタ-ハース氏の数奇な運命には言葉を失う。生き残った人の心の傷の深さにも……。
読了日:11月20日 著者:ミース・バウハウス
絵画記録 テレジン強制収容所―アウシュヴィッツに消えた子どもたち絵画記録 テレジン強制収容所―アウシュヴィッツに消えた子どもたち感想
生き残り、画家になったヘルガ・ヴァイッソヴァーさんの絵、さすがにうまい。それはさておき、「共産党が政権を取るのだけは断固阻止!」を願う財界・地主層・軍部などの保守派が、結果的にナチスによる独裁を誕生させたのだった。
読了日:11月20日 著者:
キツネの はじめての ふゆキツネの はじめての ふゆ感想
動物の生態をさりげなく描いている。ラブストーリーといえなくもないのかな?
読了日:11月20日 著者:マリオン・デーン バウアー
せんせん感想
文字なし絵本。赤い帽子の女の子が白い氷の上に曲線を描き、スピンしたり、ジャンプしたり……。日本語版の表紙、よくできているなあ。
読了日:11月20日 著者:スージー・リー
おじいちゃんとのクリスマスおじいちゃんとのクリスマス感想
チェコでクリスマスに鯉を食べることがモチーフになった絵本。原書がスウェーデンで出ているせいか、(カレル橋っぽい橋が出ているものの)街並みがプラハっぽくないとか、男の子の名前、チェコならトマーシュとなるのでは?とか、いろいろと突っ込みどころはあります。
読了日:11月17日 著者:リタ テーンクヴィスト
キミワリーナがやってくるキミワリーナがやってくる
読了日:11月17日 著者:ベンジー・デイヴィス
クリスマスのあかり チェコのイブのできごと (世界傑作童話シリーズ)クリスマスのあかり チェコのイブのできごと (世界傑作童話シリーズ)感想
小さな男の子が経験するクリスマスイブの1日。魔法が出てくるわけでも、奇跡が起きるわけでもない。ベツレヘムのあかりで温かい気持ちになる。
読了日:11月15日 著者:レンカ・ロジノフスカー
ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家感想
伝記絵本。
読了日:11月15日 著者:エイミー ノヴェスキー
茶色の朝茶色の朝感想
ヴィンセント・ギャロが絵を描いているので手に取ってみた。状況に向き合わず、適当に迎合して、ただやり過ごしていたことが招く恐怖……。
読了日:11月14日 著者:フランク パヴロフ,ヴィンセント ギャロ,藤本 一勇,高橋 哲哉
プラハは忘れない (母と子でみる)プラハは忘れない (母と子でみる)感想
テレジーンのこと、リディツェ村のことを思い、どんよりした気持ちになる。
読了日:11月14日 著者:
フリードル先生とテレジンの子どもたち―ナチスの収容所にのこされた4000枚の絵 (21C文庫)フリードル先生とテレジンの子どもたち―ナチスの収容所にのこされた4000枚の絵 (21C文庫)
読了日:11月11日 著者:野村 路子
テレジンの小さな画家たち―ナチスの収容所で子どもたちは4000枚の絵をのこしたテレジンの小さな画家たち―ナチスの収容所で子どもたちは4000枚の絵をのこした
読了日:11月11日 著者:野村 路子
ヒトラーと暮らした少年ヒトラーと暮らした少年感想
ちょっとしたきっかけで普通の人間が加害者になってしまう。その恐ろしさ以上に、この物語に描かれているようなことが、今現在起きていることと重なっているのが怖かった。
読了日:11月09日 著者:ジョン・ボイン
クレーンからおりなさい!!クレーンからおりなさい!!感想
最後まで読んでから、そういえば……?と思って、読みなおした。
読了日:11月06日 著者:ティベ フェルトカンプ
ふたごのうさぎふたごのうさぎ感想
作者のふたごの子ども(男の子と女の子)をモデルにというよりは、擬うさぎ化して作られた文字なし絵本。めんどりがリアルでかわいい。
読了日:11月03日 著者:ダフネ・ロウター

読書メーター

2018年12月 1日 (土)

11月に観た映画

 11月に観たのは『ボヘミアン・ラプソディー』1本。午前十時の映画祭でやっていた『ソフィーの選択』も『ジャイアンツ』も結局、見送ってしまいました。
 午前十時の映画祭は来年度が最後だそうです。残念ですが、コスト的に難しいらしいので、仕方ないですね。来年度の上映作品についてのアンケートに協力しました。どんなラインナップになるか、楽しみのような……楽しみでないような……。

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生命の言葉——12月

20181201

 師走です。11月、短かったな……。
 気を取り直して、神社に行ってきました。今月の生命(いのち)の言葉です。

吹きすさぶ  海風に耐へし 黒松を 永年かけて 人ら育てぬ

  今上陛下御製 北海道行幸啓 襟裳岬にて、とのこと。

 おみくじは中吉でした。「嘆きや思わぬ災いに運勢は落ち込んでいますが 金運招福の神様の御神徳を受けて 高く豊かな喜びあふれる倖せを授かります 朝な夕なにお祈りし 先ず自分の心を磨きましょう」……心を磨きますよ。


2018年11月15日 (木)

広島に行ってきました

 11月9日(金)〜11日(日)、NHK杯を見に広島に行ってきました。お目当てはセルゲイ・ヴォロノフさん。8月にザ・アイスを見に名古屋まで足を運んだけれど(そのときの日記)、やっぱり競技も見ておきたい。2014-2015 シーズンからひそかにファンになり、1987年生まれなので、毎シーズン、今季で見納めかも……という気持ちで見てきて、今年で4年目。去年のNHK杯も(家庭・仕事の状況上、無理だと思いつつ)行きたいなあとチケットを申し込んだものの、撃沈。今年は友人たちの協力もあって無事ゲットできました(ちなみに抽選結果を知ったのは、ワルシャワ・ショパン空港で乗り継ぎ便を待っているとき)。

 広島は2度目。3年前、次女がアメリカに留学する前に一度は行っておくべきではないかと思い、2人で行ってきました。原爆ドーム、平和記念資料館、広島城、広島護国神社、厳島神社、宮島水族館などを訪れ、広島在住の友人にも会いました。何を食べても美味しく、行く先々で親切にしてもらって、いい思い出しかありません。だから、次のNHK杯は広島だと知ったとき、広島なら行きたいなあとも思ったのでした。

 9日のお昼過ぎに広島駅に到着。ホテルに荷物を預けて、お昼を食べに入った福屋の9階でNHK杯フィギュア 氷上の軌跡展をやっていたので寄りました(8月に東京でやっていたとき、行けなかったので、広島で見られてよかった)。
 さて、会場となった広島県立総合体育館、上のほうの席でも見やすくてよかったです。その分、傾斜が急で、階段を降りるとき、ちょっと怖かった……。トイレの絶対数が少なく、休憩時間のたびにトイレの列がものすごくて、わたしは隣の武道場まで遠征しました。ここだけの問題ではないけれど、何とかならないものでしょうかねえ……。
 1日目はペアSP→女子シングルSP→氷上オープニングセレモニー→男子シングルSPを観戦。アリーナじゃないからTVには映らないはずと思っていたのに、男子SPの前に客席で本を読んでいるわたしの姿がTVに映っていたらしい(行きの新幹線のなかで読み終えた『ヒトラーと暮らした少年』の訳者あとがきを読んでいるところでした。ロシアやイタリアの旗を振ってはしゃいでいるところじゃなくてよかった)。侮れないな、スタンド席。
 休憩時間におにぎり食べて腹ごしらえしながら、Y翻訳クラブの仲間5人で集い、不思議な気持ちになりました。

 2日目はアイスダンスRD→ペアFS→女子シングルFS→男子シングルFSを観戦。女子はとにかくすごくて、何度もスタンディングオベーション。ため息ついたり、心が洗われたり、笑いころげたり。表彰台もメダルも3つじゃ足りない(でも、全米選手権のピューターメダルは微妙)。
 男子はいろいろありました。紀平梨花ちゃんのフリーのスコアを超えたのが1位の宇野昌磨くんと2位のヴォロノフさんだけだったという……。いえ、それだけ紀平さんがすごかったということなのですが。
 ヴォロノフさんの今季のフリーを見るのはザ・アイス、スケアメに続いて3回目(スケアメは生で見たわけではないけれど)。回数を重ねるたびに完成度が上がり、それに比例して疲労度も増している……? 演技終了後のヴォロノフさんがなかなか立ち上がらなくて、ちょっと心配に……。フリーの曲は "Way Down We Go (from "Logan" trailer) performed by Kaleo"、振り付けはデニス・テンくん。『LOGAN/ローガン』は観ていなくて、今さらのようにストーリーを確認して、ひょっとしたら、へとへとになって立ち上がれないところまでが演出?と思えてきました。
 応援していたマッテオ・リッツォくんの銅メダルはうれしい。

 3日目はアイスダンスFDとレジェンドオンアイスとエキシビションが行われましたが、エキシビションの最後まで見ると、その日のうちに家に帰り着けそうにないので、最初からあきらめ、チケットは取りませんでした。広島港に行ったり、もう一度原爆ドームを見にいったり、広島護国神社を参拝したりしたあと、少し早めのお昼を食べ、家族にお土産を買って、新幹線に乗りました。

 1日目のお昼ごはん
 2日目のお昼ごはん
 3日目のお昼ごはん
 この3日間、まともに食べたのはお昼だけでした。朝はまあまあしっかり食べたけれど、夜はおにぎりだけ。


Hiroshima_01
 2日目の朝に原爆ドームへ行きました。


Hiroshima_02
 路面電車に乗るのも楽しみにしていました。あてもなくただ乗る。


Hiroshima_03
 瀬戸内海が見たくて、広島港へ。子ども時代の一部を瀬戸内で過ごしたので、潮の香りをかぐと気持ちが落ち着きます。


Hiroshima_04
 広島護国神社は七五三の家族連れでにぎわっていました。よその人が入らない写真を撮るのに一苦労。

2018年11月 1日 (木)

生命の言葉――11月

20181101_17

 11月になりました。つい最近、10月になったばかりのような気がするのになあ。気を取り直して、地元の神社に行きました。今月の生命(いのち)の言葉です。

愛出ずる者は愛返り
福住くものは福来る

 中国前漢時代の政治思想家・文章家、賈誼(かぎ)の著作『新書』より、「人を愛すれば、人もまた自分を愛し、善行をすれば、幸福がやってくる」ということ。

 おみくじは大吉でした。

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10月に観た映画

 10月に観たのは『人生フルーツ』だけでした。きついスケジュールのなか、少々無理して観にいったのだけれど、ほんとうによかった。観てから1か月近く経った今でも、ときどき反芻しています。

 ユジク阿佐ヶ谷に『ひなぎく』観に行かなきゃとか、昔観た『ソフィーの選択』を午前十時の映画祭でもう一度観ようとか考えていたのですが、まだやっているけれど、行けるだろうか……。

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10月に読んだ本

 絵本をまあまあ読んだかな。『いっしょにかえろう』と『わたしの島をさがして』はラテンアメリカの、『わたしたちだけのときは』はカナダの現代史に興味をもつきっかけになるかもしれない。イザベル・シムレールの絵本を新刊・既刊まとめて読み(既刊のうち『はくぶつかんのよる』は再読)、改めていいなあと思った。
 先月読んだ唯一の児童書読み物、『泥』、さすがサッカーというか、面白かった。

10月の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:2046
ナイス数:113

ぼくってかわいそう!ぼくってかわいそう!
読了日:10月28日 著者:パメラ・ダンカン エドワーズ
あおい ちきゅうの いちにち ―なんきょく― (児童図書館・絵本の部屋)あおい ちきゅうの いちにち ―なんきょく― (児童図書館・絵本の部屋)
読了日:10月28日 著者:エラ ベイリー
ねこは まいにち いそがしい (児童書)ねこは まいにち いそがしい (児童書)
読了日:10月28日 著者:ジョー・ウィリアムソン
ぺちゃんこ ねこぺちゃんこ ねこ
読了日:10月28日 著者:ハーウィン・オラム
いっしょにかえろういっしょにかえろう感想
学校帰りの女の子が、いっしょにうちにかえってくれる?と、ライオンに声をかける。ライオンとおしゃべりしながら、ときには背中に乗せてもらって、保育園に弟を迎えにいき、買い物をして、家に帰る。夕飯をつくって、食べ終えたころ、お母さんが仕事から帰ってきて、ライオンは去っていく。絵だけで、言葉では説明していない部分も多い。浮かんでくる疑問に対する答えはなく、解釈は読み手に委ねられている。でも、これでいいと思う。
読了日:10月28日 著者:ハイロ・ブイトラゴ
文学はおいしい。文学はおいしい。感想
日本文学に出てくるいろいろな食べものを、ハルノ宵子さんのカラーイラストとともに紹介。やまねこ翻訳クラブのメールマガジン創刊第2号から断続的に連載している「お菓子の旅」の日本文学版? 食べものは文化であり、心の鏡であり、あるときは潤滑油、あるときはけっして超えられない深い川となる。要するに奥深いものなのだ。
読了日:10月28日 著者:ハルノ 宵子,小山 鉄郎
いちばんのともだちいちばんのともだち感想
大人にとってはささいなできごと。でも、子どもにとってはこの世の終わりのような大事件。そんなできごとが描かれた絵本。
読了日:10月25日 著者:ジェニファー・K. マン
みんな、星のかけらからみんな、星のかけらから感想
いつもいいところを持っていってしまう姉にコンプレックスを抱く妹を、おじいちゃんが宇宙科学的に慰める。
読了日:10月25日 著者:ジーン ウィリス
すいかのプールすいかのプール感想
シュールな絵本。できれば暑いうちに読みたかった。
読了日:10月25日 著者:アンニョン・タル
ポケットに色をつめこんで―イッツ・ア・スモールワールドのディズニー・アーティスト メアリー・ブレアの世界ポケットに色をつめこんで―イッツ・ア・スモールワールドのディズニー・アーティスト メアリー・ブレアの世界感想
伝記絵本。ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドをつくった女性アーチストを取り上げている。
読了日:10月25日 著者:エイミー グリエルモ,ジャクリーン トゥールヴィル
シルクロードのあかい空シルクロードのあかい空感想
昆虫学者がシルクロードをたどり、チョウの王女さまこと香妃の眠るカシュガルまで旅する様子を描いている。絵は細かい線で描かれていて、字も多いので読むのに時間がかかったが、じっくり読めたのはよかった。この絵本を手にしたことがきっかけで、シルクロードを旅したくなる子どもがいるだろうなあ。
読了日:10月25日 著者:イザベル・シムレール
はくぶつかんのよるはくぶつかんのよる
読了日:10月22日 著者:イザベル・シムレール
あおのじかんあおのじかん感想
ようやく読めた。あおのじかんとは、そういうことだったのか。原画を見てみたい。
読了日:10月22日 著者:イザベル・シムレール
ミスコン女王が殺された (創元推理文庫)ミスコン女王が殺された (創元推理文庫)感想
ワニ町シリーズ第2作。前作が終わった翌日から始まるのにはびっくり。この設定で朝ドラ、できないかなあ。ドジっ子ヒロインとそれを支える(?)たくましいおばあさまたちって、朝ドラ的では?(朝ドラほとんど見ていないけれど)個人的には『ノンパラメトリック統計』がツボだった。ソーサラー、また出てくるといいな。
読了日:10月22日 著者:ジャナ・デリオン
名探偵コナン (95) (少年サンデーコミックス)名探偵コナン (95) (少年サンデーコミックス)感想
しまった! 94巻を読み返しておくべきだった。そして、女性警察官連続殺人事件の続きは来年4月までお預け……。でも、遠からず黒の組織との全面対決の日が訪れ、物語の収束も近い? さて、伏線の回収はできるのか?
読了日:10月18日 著者:青山 剛昌
石たちの声がきこえる石たちの声がきこえる感想
石で描かれた難民についての絵本。アラビア語と併記。
読了日:10月17日 著者:マーグリート・ルアーズ
せかいは ふしぎで できている!せかいは ふしぎで できている!感想
『しっぱいなんてこわくない!』の作者コンビ&翻訳者。キュリー夫人の名前、日本ではマリーが一般的だと思うけれど、マリにしたのには理由があるのだろうか?
読了日:10月16日 著者:アンドレア・ベイティー
こねことおつきさま (児童書)こねことおつきさま (児童書)感想
原書は1954年刊行。ペール・カストール」シリーズの1冊。
読了日:10月15日 著者:アルベルティーヌ ドゥルタイユ
わたしたちだけのときはわたしたちだけのときは感想
好きな服を着て、伸ばしたいだけ髪を伸ばし、自分の母語でしゃべり、家族とともに暮らす。当たり前のことが当たり前にできる幸せについて、改めて考えるきっかけを与えてくれる。
読了日:10月15日 著者:デイヴィッド・アレキサンダー・ロバートソン
桜の森の満開の下 清原なつの初期ベスト自選傑作集 (ビームコミックス)桜の森の満開の下 清原なつの初期ベスト自選傑作集 (ビームコミックス)感想
読んだことあるというか、今でも単行本が手元にある作品ばかり。リアルタイムで読んでいたけれど、蓑島さんの造形はユル・ブリンナー、ネーミングは箕島高校からだったと知ったのはのちのこと。
読了日:10月11日 著者:清原 なつの
わたしの島をさがしてわたしの島をさがして感想
ロラの学校は遠くの国から来た子どもたちばかり。自分が生まれた国のことを絵に描く宿題が出たが、赤ちゃんのときに島からやってきたロラには島の記憶がない。そこで、島から来た人たちに島のことを聞いてまわる。外国にルーツを持つ人たちが祖国をなぜ離れたのか、祖国に戻らないのはなぜなのか、考えるきっかけとなる絵本。あとがきを読まないと怪物の正体がわからないのが難。
読了日:10月08日 著者:ジュノ・ディアス,Junot Diaz
じゃあまたね (集英社ホームコミックス)じゃあまたね (集英社ホームコミックス)感想
1970年代。理系志望の女子生徒に先生が「女の幸せを考えろ」と文転させることにも、女子生徒が素直にそれに従うことにもびっくり。成績優秀なのに「兄と弟がいるから」就職を選んだり、兄弟よりも偏差値の高い高校には進学させてもらえなかったり。そんななか、ゆうこちゃんこと、のちの清原なつのさんは、結婚して配偶者に養ってもらうという発想はこれっぽっちもなく、自分で自分を養うと職業婦人をめざす。ランドセルもオレンジだったし、周囲に惑わされない自由な発想の家庭だったのかな。
読了日:10月07日 著者:清原 なつの
泥 (児童単行本)泥 (児童単行本)感想
『穴』のルイス・サッカーによる、エコ・バイオテラー・ミステリー・スリラー・コメディ(本人公認)。正体のわからないものは怖い。途中、ホラー小説並みに怖かった……。
読了日:10月05日 著者:ルイス サッカー
ナージャの5つのがっこうナージャの5つのがっこう感想
ロシアの女の子ナージャが、科学者の両親の仕事の都合でイギリス、フランス、アメリカ、日本に移り住み、それぞれの土地の小学校に通う。小学生の目で見た国による違いが面白い。ロシアを含めた5か国のなかで、自分専用の新品の教科書が与えられるのは日本だけ。あとはおさがり(アメリカに至っては教科書はほとんど使わない)。ナージャ にとって、日本の小学校は不思議なところだらけだったようだ。
読了日:10月05日 著者:キリーロバ ナージャ

読書メーター

2018年10月 2日 (火)

生命の言葉ーー10月




10月になりました。カレンダーが残り3枚! 4月〜9月、のらりくらりと過ごしてしまった……。

気を取り直して、神社に行ってきました。
10月なので、神様は出雲に出かけていて、不在ですが。
10月の生命(いのち)の言葉です。

楽しきと思うが
楽しき本なり


江戸時代中期の大名、老中、松平定信の言葉です。「幸せも不幸せも考え方一つだ。どのような境遇にあっても、そこに楽しみを見つければ、幸福になれるのである」ということだそうですが、ほんとうにそう思うなあ。

おみくじは小吉。「事業 犠牲を払っても努力せよ」……こちらも了解です。

2018年10月 1日 (月)

9月に観た映画

 9月に観た映画は4本。

『Love, サイモン 17歳の告白』(2018年/アメリカ)
『ウェディング・テーブル』(2017年/アメリカ)
『15時17分、パリ行き』」(2018年/アメリカ)
『灰とダイヤモンド』(1957年/ポーランド)

このうち3本はポーランド航空の機内上映で観ました。
機内上映、面白そうだったけれど、字幕が中国語のみであきらめた映画もありました(音声は英語)。
ニュージーランド航空で字幕なしのニュージーランド映画を、キャセイパシフィック航空で字幕なしのイタリア映画を観たことがあるけれど……。
残り1本は「午前十時の映画祭」で。
午前十時の映画祭、来年度の第10回が最後になると今日知りました。残念です。

9月に読んだ本

 9月に読んだ本は15冊。
 どうして『星を見あげたふたりの夏』の書影がないのだろう? Amazonでは書影が表示されているのに(Amazonとデータがリンクしているのではないの?)。
あかね書房の作品紹介ページはこちら

【追記】(10月2日)
『星を見あげたふたりの夏』の書影を載せてください!と読書メーターに要望を伝えてみたら、翌日書影が載るようになりました。せっかくなので、9月に読んだ本の一覧を『星を見あげたふたりの夏』の書影ありに差し替えました。よろしくね〜。

9月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:1695
ナイス数:50

カタカタカタ おばあちゃんのたからものカタカタカタ おばあちゃんのたからもの感想
台湾の絵本。『台湾少女、洋裁に出会う』を読まなきゃ……。
読了日:09月30日 著者:リン シャオペイ
ソフィーとちいさなおともだちソフィーとちいさなおともだち感想
かぼちゃを買うとき、ソフィーに選ばせたのが運のつき。ソフィーはかぼちゃに名前をつけて、かぼちゃはソフィーの友だちになりました。夕食用のピザになるはずだったのに。(かぼちゃのピザ?)『おやすみなさい トマトちゃん』にちょっと通じるところもあるかな。
読了日:09月30日 著者:パット・ジトロー・ミラー
きょうがはじまるきょうがはじまる感想
朝起きて、どんな服を着て、どんな髪型にして、どこへ、どんな行き方で行き、何をするか。選択肢が多くて、楽しい。
読了日:09月30日 著者:ジュリー・モースタッド
すなの たね (講談社の翻訳絵本)すなの たね (講談社の翻訳絵本)感想
海辺のバカンスが終わって、日常生活に戻らなければならないさびしさ。モノクロの鉛筆画のなかに一部だけ青や黄色あると、いっそうさびしく見える。(ヨーロッパの小さい女の子の水着は下だけなんだよね……。)
読了日:09月30日 著者:シビル・ドラクロワ
LOVE すべては あなたの なかに (児童図書館・絵本の部屋)LOVE すべては あなたの なかに (児童図書館・絵本の部屋)感想
愛について語った詩の絵本。それぞれの詩に繋がりはない……と思う。
読了日:09月30日 著者:マット デ・ラ・ペーニャ
アンネ・フランクに会いに行く (岩波ジュニア新書)アンネ・フランクに会いに行く (岩波ジュニア新書)感想
アンネ・フランクがベルゲン・ベルゼン強制収容所にいたのはヨゼフ・チャペックと同じ時期なので、参考資料として読んでみた。一番興味深かったのは、最後の章に書かれていた「誰がヒトラーに財政援助したか」に始まる「軍産複合体」について。著者が一番書きたかったのはこの部分では。「軍産複合体」がなくならない限り、地球上から戦争(内戦・紛争を含む)はなくならない。
読了日:09月30日 著者:谷口 長世
新しいチェコ・古いチェコ 愛しのプラハへ (旅のヒントBOOK)新しいチェコ・古いチェコ 愛しのプラハへ (旅のヒントBOOK)感想
チェコに行く前に読みたかったと思っていたけれど、本で紹介されている店を訪ねるより、行き当たりばったりの偶然の出会いのほうが好きなので、読まなくてもよかった気がする。
読了日:09月29日 著者:横山 佳美
かぜのひ (児童書)かぜのひ (児童書)感想
『あめのひ』の姉妹編。
読了日:09月25日 著者:サム アッシャー
なんびきのねこたちおどる?なんびきのねこたちおどる?感想
土曜の夜の町に現れたのはサンバを踊る2匹の猫たち。
猫は4匹、6匹と増えていき、曲もブギー、タンゴと変わっていく。
さて、猫は何匹まで増えていくのか?
ジョン・クラッセンの絵本デビュー作。
読了日:09月25日 著者:キャロライン・スタットソン
ガルヴェイアスの犬 (新潮クレスト・ブックス)ガルヴェイアスの犬 (新潮クレスト・ブックス)
読了日:09月15日 著者:ジョゼ・ルイス ペイショット
園芸家12カ月 (中公文庫 C 15)園芸家12カ月 (中公文庫 C 15)感想
カレル・チャペックの庭にあったレバノン・シーダーはどうなったのだろう? 想像して書かれている未来を今読むと、せつなくなる。
読了日:09月06日 著者:カレル・チャペック
チャペックの本棚―ヨゼフ・チャペックの装丁デザインチャペックの本棚―ヨゼフ・チャペックの装丁デザイン
読了日:09月04日 著者:
わたしと いろんなねこわたしと いろんなねこ感想
彩は猫が大好きだけれどマンションなので飼えない。猫のことばかり考えていたら、謎の大きい猫や小さい猫が現れ……? 絵本作家おくはらゆめさんの初めての童話。
読了日:09月04日 著者:おくはらゆめ
星を見あげたふたりの夏星を見あげたふたりの夏感想
低学年のころはたまたま席が近かったというような理由で仲よくなり、いつも一緒で同じようなことをやって過ごす。でも、高学年になると自分というものがはっきりしてきて、いつも一緒ではいられなくなる。リリーもそんな時期を迎えていた。そんなころ、飼い犬のラッキーがきっかけで、家族と一緒にフロリダから来てブルーベリー農園で働いているサルマと出会い、これまで気がつかなかった社会の一面を知り、亡き母の気持ちなどに思いをはせる。
ブルーベリー・エンチラーダが象徴的な存在に感じられた。
読了日:09月03日 著者:シンシア ロード
スタンリーとちいさな火星人スタンリーとちいさな火星人
読了日:09月01日 著者:サイモン・ジェームズ

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