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8月に読んだ本

8月の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:5342
ナイス数:117

お庭番デイズ 逢沢学園女子寮日記 下お庭番デイズ 逢沢学園女子寮日記 下感想
登場人物が多いけれど、上下巻のそれぞれ巻頭に部屋割りした登場人物一覧(部屋番号、本名、あだな、学年、わかる場合はクラスも明記)があるので、確認しながら読んだ。会話中心に、あくまでも語り手アスが理解している範囲のことが書かれているだけだが、それでも訳ありで寮にいるらしい子がいるとか、誰でもいろいろな面があることなどが伝わってくる。
読了日:08月31日 著者:有沢 佳映
ミステリと言う勿れ (6) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (6) (フラワーコミックスアルファ)
読了日:08月31日 著者:田村 由美
ミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ)
読了日:08月31日 著者:田村 由美
ミステリと言う勿れ (4) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (4) (フラワーコミックスアルファ)
読了日:08月30日 著者:田村 由美
ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)感想
整くんにも闇がありそう。
読了日:08月30日 著者:田村 由美
ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)感想
池本さんの舌が気になる。ゆるい話かと思っていたら、ダークな展開。
読了日:08月30日 著者:田村 由美
ミステリと言う勿れ (1) (フラワーコミックスアルファ)ミステリと言う勿れ (1) (フラワーコミックスアルファ)感想
久能整という名前に既視感があると思ったら、コナンの98巻の名探偵図鑑で紹介されていた。
読了日:08月30日 著者:田村 由美
お庭番デイズ 逢沢学園女子寮日記 上お庭番デイズ 逢沢学園女子寮日記 上感想
主人公で語り手のアスは中学1年生。部活参加が義務づけられている公立中学校に進学するのが嫌で、受験して逢沢学園に入学し、女子寮に入っている。二学期になって、先代お庭番の引退に伴い、アスたち101号室の3人が新お庭番に任命された。上巻はお庭番って何? 絶対無理!と逃げまわっていたアスが引き受けるまでを描く9月の話と、ラブハンター、ユリア先輩の事件を解決に導く10月の話を収録。
読了日:08月29日 著者:有沢 佳映
世界中から たっくさん!世界中から たっくさん!感想
南極大陸、アリス・スプリングス、香港……世界中の15の場所を、それぞれ見開き2ページを使って、建物や動物、食べ物などを水彩画と手書き文字で細かく紹介した大型絵本。とにかく楽しい! 東京も紹介されている。
読了日:08月29日 著者:マーク マーティン
空の色ににている (ぶーけコミックス)空の色ににている (ぶーけコミックス)感想
再読。冒頭の蒼生人と浅葱の出会いは『耳をすませば』を思わせるが、こちらのほうが10年早い。
絵が素晴らしいのはわかっていたけれど、久しぶりに読んで、風景の美しさに改めて圧倒された。
読了日:08月27日 著者:内田 善美
貸出禁止の本をすくえ!貸出禁止の本をすくえ!感想
読書会のために再読。なんとか間に合った!
しかし、家族に対するストレスは記憶していた以上だった……。
読了日:08月24日 著者:アラン グラッツ
破滅のループ (ハーパーBOOKS)破滅のループ (ハーパーBOOKS)感想
ウィル・トレントシリーズ、第11作。相変わらず、ウィルを含め、負傷者多数で、死者多数だが、これまでのものとは趣の異なる気持ち悪さがある。いろいろとせつなく、つらい話だった。
読了日:08月22日 著者:カリン スローター
きのう何食べた?(17) (モーニング KC)きのう何食べた?(17) (モーニング KC)感想
シロさんもケンジも大変だなあ。年相応の悲喜こもごもが他人事ではないので、ものすごく共感しながら読んだ。
読了日:08月20日 著者:よしなが ふみ
世界を変えた15のたべもの世界を変えた15のたべもの感想
世界じゅうで食べられている15の食べものを、「アメリカ大陸へ渡ったたべもの」と「アメリカ大陸からやってきたたべもの」に分けて、由来や、どうやって世界じゅうに広まっていったかなどを紹介している。そのたべものを使ったレシピも一部あり。環境問題にも触れている。「おいしいひとこと」として、そのたべものに関する著名人の発言などが引用されているが、フェデリコ・ガルシア・ロルカやガブリエル・ガルシア・マルケス、パブロ・ネルーダが出てくるあたり、スペイン語圏の本だなあと感じさせる。
読了日:08月16日 著者:テレサ・ベネイテス
ザリガニの鳴くところザリガニの鳴くところ感想
男性の遺体が発見され、捜査、そして裁判に進む1969年から物語と、母が出ていった1952年から始まる〈湿地の少女〉カイアの成長譚が並行して描かれる。家族に見捨てられ、幼くしてひとりで暮らしていくことを強いられたカイアが、どんなふうに生活費を手に入れるのだろう?と思っていたが……なるほど。
それにしても、69歳での小説デビュー作というのがなんともすごい。動物学者だけあって、カマキリの交尾や、怪我をした七面鳥が仲間に囲まれる場面など、臨場感たっぷり。
読了日:08月15日 著者:ディーリア・オーエンズ
おばあちゃんと ことりとおばあちゃんと ことりと感想
小さな島にひとりで暮らすおばあちゃん。おばあちゃんと一緒に夏を過ごそうと、ノイは島にやってくるけれど、おばあちゃんはかまってくれるわけでもなく……。おばあちゃん、たくましいなあ。
読了日:08月13日 著者:ベンジー・デイヴィス
抵抗都市 (集英社文芸単行本)抵抗都市 (集英社文芸単行本)感想
1916年。日露戦争でロシアが勝利し、同盟国の名の下に日本はロシアの支配下に置かれているという仮想世界の東京で、殺人事件が起きる。事件を担当することになる新堂は警視庁の特務巡査で、日露戦争のPTSDに悩まされている。相棒となる多和田は新堂より年長の所轄署の巡査。被害者の所持品を元に地道に聞き込みを続けているうちに、殺人事件の裏にある恐ろしい計画が少しずつ見えてくる。
多少ロシア化されたレトロな東京が魅力的。ペリメニを食べられる店がたくさんできたというのが、いかにもありそうで面白い。
読了日:08月13日 著者:佐々木譲
紅玉紅玉感想
1945年秋。収穫間近のりんご畑が荒らされた。近くの炭鉱で働かされている中国や朝鮮の人のしわざらしい……。作者の父が毎年りんごの季節になると語っていた話が元になっている。
読了日:08月08日 著者:後藤 竜二
桜の木の見える場所 (児童単行本)桜の木の見える場所 (児童単行本)感想
世界猫の日に再読。挿絵の猫(オッティモ・チュルカレ)がうちのかりんに似ている。でも、かりんは簡単に抱っこさせてくれないので、マファルダがうらやましい。
読了日:08月08日 著者:パオラ ペレッティ
ボクがつくった世界のおやつどうぞ!ボクがつくった世界のおやつどうぞ!感想
海外旅行に行けない、気軽に外食もできない今だからこそ、世界各地のおやつを自分で作ろう。その土地の地理や歴史、社会情勢も交えれば、夏休みの自由研究どころか、立派な地域研究になる。杏仁豆腐を棒寒天で作ったり、サモサを皮から作ったり、レシピはなかなか本格的。
読了日:08月07日 著者:平野 恵理子
ようこそ南アジア世界へ (シリーズ地域研究のすすめ)ようこそ南アジア世界へ (シリーズ地域研究のすすめ)感想
南アジアについて、歴史や政治、経済、商業、社会、教育、文化、ジェンダーなど、多方面から語る入門書。参考図書のほか、興味を持った人へのおすすめの本も挙げられている。殺傷を厳格に禁じられているがゆえに、農業に関われないジャイナ教徒が商業で活躍しているということに驚きつつ、納得。
読了日:08月06日 著者:
やっぱりおおかみ (こどものとも傑作集)やっぱりおおかみ (こどものとも傑作集)感想
あさイチでヨシタケシンスケさんおすすめの絵本のひとつとして紹介されていた。最後の部分、子どものときはよくわからなくて、大人になったらわかったとおっしゃっていたなあ。
読了日:08月04日 著者:佐々木 マキ
へんなものみっけ! (5) (ビッグコミックス)へんなものみっけ! (5) (ビッグコミックス)感想
個人的にツボだったのは、南極・北極科学館。実はまだ行ったことがない。現在休館中なので、休館が明けたら行ってみようかなあ。
読了日:08月02日 著者:早良 朋
世界の料理世界の料理感想
再読。南アジアのなかではないがしろにされがちのパキスタンに、1ページ割かれているのがいい。
読了日:08月02日 著者:

読書メーター

7月に読んだ本

『サガレン』を読んで読みたくなった『流れのほとり』を読んだら、「ゴールデンカムイ」の樺太編が読みたくなって、14巻〜22巻を再読。今度は『サガレン』がまた読みたくなったけれど、その前に『熱源』を読もうと思う。
『ちいさなタグボートのバラード』と『まぬけなワルシャワ旅行』もよかった。アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品をもっと読みたい。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:33
読んだページ数:5723
ナイス数:156

絵本で世界を学ぼう!絵本で世界を学ぼう!
読了日:07月31日 著者:吉井 潤,柏原 寛一
無限の中心で無限の中心で感想
数学が大の苦手なのに、新聞部の助っ人として数学研究部を取材することになった、とわ。部員は3人。イケメンなのに着こなしが残念すぎる在、芸術科・音楽コース在籍で、将来有望なピアニストでもある響、相撲部とかけもちの章。顧問の朝先生も含めて、変な人ばかり。昨年度の記事を参考に適当に書いて終わらせるつもりが、なぜか毎回部活に参加して、数研を悩ますミステリーの解明に関わることに。普通科文系、普通科理系、スポーツ科、芸術科、工業科、商業科の6つの科のある、インフィニティ総合学園はいい学校だなあ。
読了日:07月31日 著者:まはら 三桃
影を呑んだ少女影を呑んだ少女感想
激動の時代を舞台に、運命に飲み込まれない少女の強さを描く。時代設定が秀逸。ヒロインの少女メイクピースは、女だから、教養がないから、身分が低いから……と、ことあるごとに蔑まれるが、そんな〈形〉にしがみついている輩よりもずっと賢く、生き残る術に長けている。この時代のピューリタンの名前をもっと知りたくなった。
読了日:07月29日 著者:フランシス・ハーディング
うできき四人きょうだい―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)うできき四人きょうだい―グリム童話 (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)感想
自力できる力をつけるようにと、貧乏な父親に送り出された四人のきょうだい。一番上がうでききの泥棒になったとき、この話大丈夫〜?と不安に思いはじめる……。そして、昔話の定番、問題解決した者にはほうびにお姫さまが与えられることになり、またそれか〜思ったのだが……。しかし、全体的に斜めちょっと上をいく展開だった。グリム童話が原作。
読了日:07月25日 著者:グリム
お菓子な自由研究お菓子な自由研究感想
ふくらむ力、かたまる力、砂糖の力、牛乳のふしぎという4つの項目に分けて、お菓子作りを科学的に解説し、分量や手順を厳守しなければならない理由とその大切さを教えてくれる。小学生の夏休みの自由研究用に作られた本だと思うけれど、今年は夏休みが短いので、自由研究の宿題もないかもしれない……。
読了日:07月25日 著者:
南・中央アジア  インド ブータン バングラデシュ ウズベキスタン ほか (しらべよう!世界の料理)南・中央アジア インド ブータン バングラデシュ ウズベキスタン ほか (しらべよう!世界の料理)感想
再読。
読了日:07月22日 著者:こどもくらぶ
プラスチックのうみプラスチックのうみ感想
「これはジャックが建てた家」のようなつみあげうたみたいになっている。
読了日:07月22日 著者:ミシェル・ロード
イーブン (創作児童読物)イーブン (創作児童読物)感想
美桜里は中学1年生。父親のDVが原因で両親は離婚し、現在はカウンセラーの母と二人暮らし。わけあって不登校。祖母の紹介で、キッチンカーを営む男性とそのお手伝いをする少年と出会い、暇な昼間の時間を一緒に過ごすようになる。登場人物の誰もが何らかのトラウマを抱えている。
人と人との関係は主従関係ではなく、イーブンでなければならない。相手に理解してもらえるようにきちんと説明したり、相手を理解しようと話をきちんと聞くのは難しいけれど、まずはそこから。
読了日:07月22日 著者:村上 しいこ
最後の竜殺し (竹書房文庫)最後の竜殺し (竹書房文庫)感想
ドラゴンランドの土地を手に入れようと、ロープを持って周囲で待ち構えている人たちに妙な既視感がある……と思ったら、保育園のお遊戯会や小学校の運動会などで見た光景に似ているからだった。自分の懐を肥やすことしか考えない人たちにも既視感があった。今の世の中にはドラゴンとドラゴンスレーヤーが必要だ。
読了日:07月21日 著者:ジャスパー フォード
あいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみあいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ感想
「ダウン症のあいちゃん」ではなく、「ダウン症をもつあいちゃん」もしくは「ダウン症のあるあいちゃん」。まずはそこから。
読了日:07月19日 著者:竹山 美奈子
日本の中のインド亜大陸食紀行日本の中のインド亜大陸食紀行感想
日本におけるインド、ネパール、パキスタン、バングラデシュの料理だけでなく、それらの国々の人々がここ20年〜40年、日本とどのように関わってきたか、およびその推移などもわかり、非常に興味深い。思わず、冒頭で紹介されているアンビカのオンラインショップでしこたま買い込んでしまった。
読了日:07月17日 著者:小林 真樹
パキスタン (目で見る世界の国々)パキスタン (目で見る世界の国々)感想
パキスタンについて書かれた本は少ない。本書は2004年刊行の小学生向けの本だが、写真が多く、わかりやすくまとまっている。
読了日:07月14日 著者:ステーシー タウスボールスタッド
ゴールデンカムイ 16 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 16 (ヤングジャンプコミックス)感想
サーカスの話は何度読んでも笑える。杉元さん、鯉登くん、谷垣さん、三者三様に熱くなるなか、冷静さを失わず、任務遂行に向けて努力する月島さんが好き。
読了日:07月13日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックス)感想
林芙美子が見学にいったらしいと『サガレン』に書いてあったキツネの飼育場が出てきた。解説によると、林芙美子が足を運んだ昭和初期が最盛期だったらしい。(これまで読んだあの本やあの本をまた読み返したくなった。読み返したら、また「ゴールデンカムイ」の14〜22巻を読み返したくなりそう。)
読了日:07月13日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 14 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 14 (ヤングジャンプコミックス)感想
樺太編は確かに14巻から始まるけれど、14巻の大部分を占めているのは網走監獄での死闘であった……。しかし、樺太編を理解するにはそこを読まなければならない。
読了日:07月13日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 22 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 22 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:07月12日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 21 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 21 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:07月12日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 20 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 20 (ヤングジャンプコミックス)感想
フレディ……。
読了日:07月12日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 19 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 19 (ヤングジャンプコミックス)感想
キロランケの「ソフィア? めちゃくちゃいい女になったな」に吹いてしまった……。そういえば、18巻で「ワタシ デブ女…好き…デース」って言っていたっけ。
読了日:07月11日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ(18) (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ(18) (ヤングジャンプコミックス)感想
日本人初のフィギュアスケーター誕生に笑った。
読了日:07月11日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 17 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 17 (ヤングジャンプコミックス)感想
樺太編を再読したくなって、14巻から読み返すつもりが、訳あって17巻から。『流れのほとり』の「オタスの杜」にオロッコ族(=ウイルタ)の天葬(もしくは風葬)が出てきたけれど、木の上にあるウイルタの棺が出てきて、おー!となった。それにしても、スナイパーに必要なものは視力と気力と体力と忍耐力だなあ……。
読了日:07月11日 著者:野田 サトル
大家さんと僕大家さんと僕感想
上品でユーモアのセンスもある大家さん。読まずにいるうちに、鬼籍に入られてしまったのは残念。
読了日:07月11日 著者:矢部 太郎
ソレルとおどろきの種 (ハーパーコリンズ・フィクション)ソレルとおどろきの種 (ハーパーコリンズ・フィクション)感想
コンクリートだらけの町で暮らすソレル。小学校では従順であることのみをよきとされ、先生の言うことを聞いて優等生でいればおかあさんも喜んでくれると思っていた。謎の種を頭にまいて、ソレルの頭から植物が生えてきて花が咲いたときから、雲行きが怪しくなる。奇想天外な設定のなかに、環境問題や全体主義的な体制への批判などが込められていている。
読了日:07月11日 著者:ニコラ スキナー
流れのほとり (福音館文庫 ノンフィクション)流れのほとり (福音館文庫 ノンフィクション)感想
1930年代、当時日本領だった南樺太で子ども時代を過ごした作者の自伝的作品(福音館文庫での扱いはノンフィクション)。新しく開発した炭鉱の所長に赴任した父の転勤に伴い、樺太南部から中部の何もない田舎に一家で引っ越す、小学校2年生の夏から始まり、主人公が女学校受験に向かうところで終わる。親が自分に対する扱いが兄たちとは違うこと、所長の娘だからというだけで小学校で特別扱いを受けることなどに対する主人公のもやもやした気持ちから自我が目覚めていく様子が興味深い。容赦ない自然の厳しさ。命のはかなさ。大人の身勝手さ。
読了日:07月10日 著者:神沢 利子
チャーリー、こっちだよチャーリー、こっちだよ感想
ヤギとウマの友情物語。実話が元になっている。
読了日:07月10日 著者:キャレン・レヴィス
りすとかえるとかぜのうたりすとかえるとかぜのうた感想
念願のボートと手に入れたりすは、友だちのかえると旅に出ようと、かえるの家までやってくるが、かえるは入れ違いで出かけてしまう。りすとかえるのほのぼのとした友情物語。りすもかえるも服を着ていて、何気におしゃれ。
読了日:07月10日 著者:うえだ まこと
ぼくたちがギュンターを殺そうとした日 (児童書)ぼくたちがギュンターを殺そうとした日 (児童書)感想
第2次世界大戦が終わった直後のドイツ。主人公のフレディは両親とうまくいかなくて、おじ一家の下、農村で暮らしている。村には戦前までドイツ領だった地域から逃れてきた人たちもいる。「父親がいる家はあんまりないし、いたとしても……(中略)なぐる父親だけ」という状況のなか、事件は起こる。作者が子ども時代に経験したことを、70代後半になってから物語として世に出したという。戦争で受けた傷の深さに胸がえぐられる。
読了日:07月07日 著者:ヘルマン・シュルツ
古くてあたらしい仕事古くてあたらしい仕事感想
夏葉社を立ち上げた島田潤一郎さんの10年の軌跡。心に残る言葉が多い。「ひとりでできることなんて、数えるくらいしかない」「たいせつなのは、待つことだ」など。そういえば、和田誠さんも亡くなってしまった……。

読了日:07月05日 著者:島田 潤一郎
どんな国?どんな味?世界のお菓子〈2〉アジアのお菓子2どんな国?どんな味?世界のお菓子〈2〉アジアのお菓子2感想
フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシア、スリランカ、インドのほか、アジアではないけれど、トロピカルフルーツつながりで、ハワイとタヒチとバルバドスのお菓子と作り方を紹介。食材は南のほうが豊富だなぁと改めて思う。
読了日:07月04日 著者:服部 幸応,服部 津貴子
クラクフのりゅう: ポーランドの昔話クラクフのりゅう: ポーランドの昔話感想
ポーランドに伝わる民話。西洋では龍はたいてい悪者で、退治してめでたしめでたしなのは悲しい。悪政をほのめかしているのかもしれないけれど。
読了日:07月03日 著者:アンヴィル奈宝子
ねこと王さま (児童書)ねこと王さま (児童書)感想
ねこ、有能すぎる! 続編ないかな?
読了日:07月02日 著者:ニック・シャラット
まぬけなワルシャワ旅行 (岩波少年文庫)まぬけなワルシャワ旅行 (岩波少年文庫)感想
ノーベル文学賞を受賞したポーランド出身のユダヤ人作家が幼いころに母親に聞かされた民話を作り直した話と、民話調の創作を収録。邦訳は英語版が元にしているが、オリジナルはイディッシュ語で書かれていたらしい。不思議な話とばかばかしい話。どちらも愛おしい。
読了日:07月02日 著者:I.B. シンガー
ちいさなタグボートのバラードちいさなタグボートのバラード感想
ノーベル文学賞を受賞したヨシフ・ブロツキーが若いころ(有益な仕事をしていないという理由で逮捕され、強制労働させられた末に国外追放される以前に)、子ども向けに書いたロシア語の詩に、国際アンデルセン賞を受賞したイーゴリ・オレイニコフが絵を描いたもの。詩も絵も素晴らしいが、ブロツキーの生涯を知って改めて読み返すと、湾から出ることのないちいさなタグボートのせつなさが身に染みる。
読了日:07月01日 著者:ヨシフ・ブロツキー,イーゴリ・オレイニコフ

読書メーター

6月に観た映画

 6月に観た映画は5本。うち4本は今年はオンラインでの開催となったEUフィルムデーズ2020にて。


 第二次大戦のイタリア戦線について何も知らないので、資料としてロベルト・ロッセリーニ監督の『無防備都市』と『戦火のかなた』を観ようと思い、それぞれのDVDを買うより、ロッセリーニとヴィスコンティとデ・シーカの映画10本セットのDVDのほうがお買い得だったので、そっちを買いました。

 

リトル・マン』(2015年/チェコ)
森のなかの、自分で建てた家にひとりで暮らすリトルマン。ないものなんてない!はずだったのに、悪夢にうなされて寝られないのに耐えられず、夢に出てくる家を探しに旅に出る。チェコ伝統の人形劇のアニメーション。EUフィルムデーズ2020でオンライン鑑賞。

ヴァトレニ クロアチアの炎』(2018年/クロアチア、メキシコ)
サッカークロアチア代表チーム "ヴァトレニ" が、暴動、内戦を経てW杯フランス大会で3位になるまでを記録したドキュメンタリー。これ、大きい画面で観たかった! EUフィルムデーズ2020でオンライン鑑賞。

ファイナル・カット』(2012年/ハンガリー)
古今東西の映画のいろいろな場面を繋げて作られた壮大なラブストーリー(たぶん)。似たような場面が多いのだなあと思って見始めたものの、そのうち飽きてきて、ちょっと長すぎるのでは?と思いつつ、どんな展開になるのか気になって最後まで観た。エンディングで使われた映画のタイトル(その場面に登場した俳優名含む)と使われた映画音楽が使われた順番でリストアップされて、圧巻。オープニングとエンディングにいちばん感動したかも。EUフィルムデーズ 2020で無料公開していたのをオンライン鑑賞。

小さな灯り』(2018年/イタリア)
人里離れた一軒家にひとり静かに暮らす老人。夜になると、森のなかに小さな灯りが見えるのに気づく。あの辺りには誰も住んでいないと村の人は言うが、訪ねてみると、小さな男の子がひとりで暮らしていた。何でもひとりでできるから手伝いは要らないというが、老人は男の子を訪ねるようになる。自分の名前は忘れてしまった、夜の学校に通っているという。だが、村の人の話では夜の学校などないという。
台詞が少なく、登場人物の感情表現も抑えめで、淡々と進行していく。映像が美しい。老人役は原作者自身。EUフィルムデーズ 2020でオンライン鑑賞。

戦火のかなた』(1946年/イタリア)
第二次大戦末期、イタリア戦線を舞台にした6本のオムニバス。シチリアから上陸したアメリカ軍が北上していくように、舞台はシチリア、ナポリ、ローマ、フィレンツェ……と北上し、最後はポー川沿岸。ハッピーエンドはひとつもなく、戦争には何の救いもないことを伝えてくれる。DVDで鑑賞。

 Filmarks のマイページはこちら

6月に読んだ本

 6月は最初に読み終えた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』と最後に読み終えた『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』がとにかく圧巻!でした。

『囚われのアマル』を読んで、インド、ネパール、パキスタンあたりのお菓子が作りたくなって、調べていたら『私のネパール菓子』という本が出ていたことを知りました。オンライン書店では買えなくなっていたり、ものすごい値段になっていたりしていたのですが、出版社のHPでは「在庫あり」となっていたので、迷わず注文したら、その直後に出版社の方から電話がかかってきて、びっくり。最後の1冊だそうで、カバーに傷みがありますが、いいですか?とのこと。これを逃したら買えないので、かまいませんと伝えたら、すぐに送られてきました。背が少し焼けていましたが、ほかはまったく問題ありませんでした。ネパールの調理方法が興味深かったです。

『くいしんぼうのマルチェロ ふしぎなエプロン』の出てくるふるさとのレモンケーキは2回作りましたが、ものすごく美味しかったです。こちらこちらをご参照ください。リモンチェッロがまだ残っているので、また作ると思います。

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:2804
ナイス数:108

サガレン 樺太/サハリン  境界を旅するサガレン 樺太/サハリン 境界を旅する感想
林芙美子と宮沢賢治の旅を追体験するために著者はサハリンへ渡る。いちばんの目的は寝台急行サハリン号に乗ることと、廃線跡を訪ねること。二度目のサハリン行きのとき、運悪く工事のための全線運休の時期と重なってしまったときの落胆ぶりは、いかほどだったろうか。この先も何度となくサハリンを訪れることが予想されるので、ぜひまたサハリンを題材にしたものを書いていただきたい。わたしはツンドラ饅頭を調べます……。
読了日:06月30日 著者:梯 久美子
あおいアヒルあおいアヒル感想
「あおいアヒル」というタイトルは英語版からの直訳(オリジナルは韓国語?)。スペイン語版のタイトルは「青いくちばしのアヒル」だったような。厳密にはそっちが正しい。どうでもいいけど。
読了日:06月29日 著者:リリア
九色のしか (世界の絵本)九色のしか (世界の絵本)感想
台湾の作家・画家コンビによる、敦煌に描かれた壁画をもとにした絵本。抑えた色調が美しい。それにしても、美しくなれなかったから、病になり、国王の愛を失ってしまうとは。
読了日:06月29日 著者:林 秀穂(リン・シュウスイ)
わたしも水着をきてみたいわたしも水着をきてみたい感想
ソマリアから家族でスウェーデンにやってきたファドマ。毎週金曜日、学校でプールの授業があるけれど、男女一緒に水着でプールに入るのは、宗教上許されないので、いつも見学している。でも、ずっと見学しているのに飽きてきた……。
読了日:06月29日 著者:オーサ ストルク
わたしのやまわたしのやま感想
前から読むとオオカミの物語、本を逆さまにして後ろから読むと、羊飼いの物語になる。
読了日:06月29日 著者:フランソワ・オビノ
プラスチック星にはなりたくない!プラスチック星にはなりたくない!感想
小学生のころ、土のなかからビニール袋を見つけて、ビニールって埋めてもそのままなんだ!とびっくりした。長持ちが取り柄のプラスチックは、今、その長持ちさゆえ、やっかいな存在になっている。そんな問題のとっかかりになる絵本。
読了日:06月24日 著者:ニール レイトン
兄の名は、ジェシカ (アニノナハジェシカ)兄の名は、ジェシカ (アニノナハジェシカ)感想
次期首相候補といわれる母とその秘書官を務める父にほぼネグレクトされて育ったサム(13歳)は識字障害がある。近所に住む同級生からずっと嫌がらせを受けている。学校でいちばんサッカーが上手で優しい兄ジェイソンが、自分はトランスジェンダーだと告白するが、サムも両親も受け入れることができず、時代錯誤とも思える行動を繰り返す。オブライエン監督の存在が救い……。
読了日:06月24日 著者:ジョン・ボイン
コピーボーイ (STAMP BOOKS)コピーボーイ (STAMP BOOKS)感想
前作『ペーパーボーイ』から6年が過ぎ、大学進学を控えた夏休み、ヴィクターは新聞社でコピーボーイとして働いている。大切な友人、スピロさんとの約束を果たすため、ひとりでミシシッピ川の河口をめざす。読み始めてすぐ、スピロさんが恋しくなった。スピロさん、亡くなっているのに、存在感がすごい。ヴィクターとスピロさんがあれからずっと、親しくしていたのがうれしかった。

読了日:06月23日 著者:ヴィンス ヴォーター
つばめのハティハティ (鳥のおはなし絵本)つばめのハティハティ (鳥のおはなし絵本)感想
南の国から海を渡ってやってきて、子育てしながら日本で春から夏まで過ごし、秋になるとまた南の国へ帰っていく。そんなツバメの生態をわかりやすく紹介した絵本。絵がいいです! 海を渡るのも、住宅地で子育てするのも、誇張ではなく本当に命がけなのですね。同じつがいがずっと連れそうわけではないのか……。
読了日:06月20日 著者:寒竹 孝子
くつしたパーティくつしたパーティ感想
今日はリリーのうちでくつしたパーティ。でも、ティナがはこうと思っていたお気に入りのくつしたに穴があいています。そこでティナが思いついたのは……? 作者ティナ・オーケは韓国出身。日本やニューヨークに滞在経験があり、文房具などのイラストを手がけたことがあるそうで、そういえば見覚えのある絵柄のような気もします。邦訳はフランス語版を元にしているようです。
読了日:06月20日 著者:ティナ・オーケ
ゴールデンカムイ 22 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 22 (ヤングジャンプコミックス)感想
新食材としてクリオネが登場したけれど、あまり美味しくなさそう。
読了日:06月19日 著者:野田 サトル
琉球という国があった (たくさんのふしぎ傑作集)琉球という国があった (たくさんのふしぎ傑作集)感想
「南の海の恵まれた場所にあり、朝鮮からは優れたところを取り入れ、中国や日本ともたいへん親しくつきあっていた」琉球王国。1609年、島津氏に征服され、江戸幕府の下に置かれる。江戸幕府が倒れると、琉球王国は明治政府によって廃止される。これだけでも悲しい話なのに、この絵本が月刊「たくさんのふしぎ」として刊行された2012年5月とは、首里城の状況が変わってしまったので、よけい悲しくなる。自分が沖縄について何も知らないことを突きつけられたのは、首里城を見学しているときだったのに……。
読了日:06月16日 著者:上里 隆史
巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)感想
小市民シリーズ久々の新刊。久しぶりすぎて、どういう人たちだったか思い出すのに時間がかかった。小山内さんのセリフが脳内で林原めぐみさんの声に変換される……。
読了日:06月14日 著者:米澤 穂信
私のネパール菓子私のネパール菓子感想
ネパールのお菓子を日本で作れるように、材料を手に入りやすいものに替えるなど、工夫されている。日本とネパールとは気候が異なるので同じ材料を使ったとしても同じものはできない、現地でも作り手によって同じものでも味は異なるといった注意書きに納得。ネパール料理ではかまどの中の熱い熱を利用する、オーブン料理的なものは発達しなかったことを知った。
読了日:06月13日 著者:宇田 和子
囚われのアマル囚われのアマル感想
12歳のアマルは勉強が好きで、将来は教師になりたいと思っていた。しかし、市場で大地主の息子の乗る車にぶつけられたのをきっかけに、アマルの人生は急変する。父親が大地主のに借金していたため、アマルは家族と離れ、大地主の屋敷の使用人になってしまう。すぐに借金を返済して迎えにくるという父の言葉を信じていたが、借金は絶対になくならないという現実を知り、絶望しそうになる。作者はパキスタン系アメリカ人で、この物語はフィクションだが、ありそうなできごとが散りばめられている。
読了日:06月12日 著者:アイシャ・サイード
スアレス一家は、今日もにぎやかスアレス一家は、今日もにぎやか感想
奨学金を得て、兄と一緒に名門私立校に通うメルシ(本名はメルセデス)。クラスメートはお金持ちばかりで、兄と違って天才でもなく、クラスにはエドナという強力なボスキャラがいる。学校のことだけでも大変なのに、家でもトラブル発生! 読みはじめは、少々食傷気味なテーマかと思ったけれど、それだけではなかった。作者はキューバ系アメリカ人。出てくる食べものが美味しそうだった。2019年ニューベリー賞受賞作。
読了日:06月11日 著者:メグ・メディナ
世界遺産になった食文化〈5〉世界ワインのルーツはグルジア!  グルジア料理世界遺産になった食文化〈5〉世界ワインのルーツはグルジア!  グルジア料理感想
歴史や地理を含めて食文化について学べる。プハリやヒンカリのレシピが載っているのがうれしい。
読了日:06月09日 著者:
くいしんぼうのマルチェロ ふしぎなエプロンくいしんぼうのマルチェロ ふしぎなエプロン感想
「くいしんぼうは、しあわせのはじまり。」これに尽きます。巻末の作者からのメッセージ、「これからを生きる子どもたちに 食べるよろこびをもっと知ってもらいたい。」にいたく共感しました。マルチェロ特製『ふるさとのレモンケーキ』のレシピも載っています。
読了日:06月06日 著者:大塚ミク
ねえさんの青いヒジャブねえさんの青いヒジャブ感想
姉が初めてヒジャブをつけて登校した日のことを、妹の視点で描く。
読了日:06月05日 著者:イブティハージ ムハンマド,S.K. アリ
おじいさんとヤマガラ: 3月11日のあとでおじいさんとヤマガラ: 3月11日のあとで感想
副題は「3月11日のあとで」。ヤマガラのために毎年巣箱を作るおじいさんの話……かと思ったら、原発事故が野生の動物たちに与えた影響の話だった。チェルノブイリの事故のあと、生き残った動物たちがいることを知り、おじいさんは動物たちの生命力に望みを託す。でも、本当の影響はわからない。
読了日:06月05日 著者:鈴木 まもる
ハイパーハードボイルドグルメリポートハイパーハードボイルドグルメリポート感想
「ヤバい世界のヤバい奴らは何食ってんだ?」リベリアの元少年兵、台湾マフィア、ロシアのカルト信者、ナイロビのゴミの山に暮らす人……普通は足を踏み入れない場所にカメラを持って乗り込み、そこで出会ったヤバい人が食事するところを撮らせてもらう。たいてい、著者もひとくち食べるようすすめられるが、いつもうまいらしい。著者はテレビ東京のディレクター・プロデューサーで、同名の番組をひとりで企画・演出・撮影・編集する。ナイロビのゴミの山の奥でひとり誇り高く生きる少年ジョセフが忘れられない。
読了日:06月02日 著者:上出 遼平

読書メーター

5月に観た映画

 5月に観た映画は3本。

『ガザの美容室』(2015年/パレスチナ、フランス、カタール)
ガザの美容室を舞台にした、13人の女たちが繰り広げる密室劇。その場にいる者どうしの会話や電話のやり取りだけで、それぞれが抱えているものを見え隠れさせる。それはどこにでもあるようなものではない。

『聖者たちの食卓』(2011年/ベルギー)
インドの黄金寺院で500年以上も続く無料食堂の舞台裏を紹介するドキュメンタリー。毎日10万食提供するそうで、鍋の大きさ、食器の数、スケールが違う。ナレーションはなく、BGMもなく、ただ映像を映し、その場の音が聞こえるだけ。

『おいしいコーヒーの真実』(2006年/イギリス、アメリカ)
全世界で1日あたり約20億杯も飲まれているというコーヒー。だが、コーヒーの原産地エチオピアでは、コーヒー農家が貧困にあえいでいる。国際コーヒー協定の破綻により、コーヒー豆の価格が大幅に落ち込んだためだ。生活のために高く売れる大麻の一種を栽培し始める農家もいる。コーヒー農協連合会代表のタデッセ・メスケラはエチオピア産コーヒー豆の公正な取引を求めて、世界中を飛びまわる。映画の製作は2006年。現在どうなっているのか知りたい。

 すべてUPLINK Cloudで観ました。
 60本以上の作品が観られる寄付込み見放題プランに参加したので、とりあえず、観ていない作品から観ています。期間内に全作品制覇することが目標です。

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5月に読んだ本

5月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:1243
ナイス数:48

新型コロナウイルス:脅威を制する正しい知識新型コロナウイルス:脅威を制する正しい知識感想
「ワクチンメーカーは、何人に接種すると利益になるのかというシビアな計算をしなければなりません。」ワクチンが実用化される前に新型コロナウイルスが終息してしまえば、ワクチンは不要になってしまう。開発に成功しても販売できないかもしれない可能性があるのか。あと、治療薬として効果が認められているアビガン(インフルエンザ薬として承認されている)に催奇形性の可能性があるのは知らなかった。
読了日:05月29日 著者:水谷哲也
僕とおばあさんとイリコとイラリオン僕とおばあさんとイリコとイラリオン感想
背景にあるのは独ソ戦。戦場の場面は出てこないけれど、戦死の知らせはくる。いつまでも待っていられるように、家族に伝えなかったというエピソードも。
読了日:05月25日 著者:ノダル ドゥンバゼ
戦争は女の顔をしていない 1戦争は女の顔をしていない 1感想
知らなかったことだらけ。スペイン内戦時にソ連に連れてこられた子どもたちがいたなんて、知らなかった。彼らはその後、どうなったのだろう? 
読了日:05月24日 著者:小梅 けいと
ジュリアンはマーメイドジュリアンはマーメイド感想
きれいなものをきれいだと思うのは自由だし、好きなものを着ていい。マーメイドたちが美しくて、ジュリアンが憧れてしまうのも納得。
読了日:05月19日 著者:ジェシカ・ラブ
空中都市008 アオゾラ市のものがたり (講談社青い鳥文庫)空中都市008 アオゾラ市のものがたり (講談社青い鳥文庫)感想
登場する未来の機械などは、著者が作り上げたものではなく、当時開発中ものや将来開発が見込まれるものが紹介されている。実現したものもあれば、実現していないものもあり、現実のほうが空想を超えてしまったものもある。ホシオくんのお隣さんはアメリカ人家族とインド人の科学者。クラスメートにはドイツ人やフランス人と思われる子もいる。多様性に関しては、現実は追いつけているのかいないのか……?
読了日:05月18日 著者:小松 左京,和田 誠
あざやかな瞬間 (りぼんマスコットコミックス)あざやかな瞬間 (りぼんマスコットコミックス)感想
再読。表題作はエリック・ロメールの『満月の夜』を思わせる。
読了日:05月15日 著者:清原 なつの
群青の日々 (ぶ〜けコミックス)群青の日々 (ぶ〜けコミックス)感想
再読。女子生徒のスラックス着用、この作品が描かれた当時はほとんど認められていなかったのでは? 
読了日:05月14日 著者:清原 なつの
アンドロイドは電気毛布の夢を見るか? (ぶーけコミックス)アンドロイドは電気毛布の夢を見るか? (ぶーけコミックス)感想
再読。表題作は、普及タイプの人間そっくりのアンドロイドを作った青年が、アンドロイドの外観と声を婚約者そっくりにしたら、婚約者に逃げられてしまったことから始まる。タイトルとハウアー博士という名前からして、ディックの小説とその映画化作品のオマージュである。
読了日:05月13日 著者:清原 なつの
光の回廊 (ぶーけコミックス)光の回廊 (ぶーけコミックス)感想
再読(もう何度目だろうか?)。藤原不比等の娘で聖武天皇の皇后となった安宿媛の物語。メインは阿修羅像を作った胡人、カイとの恋愛といっていいだろう。安宿媛の物語を一度映像で見てみたい。
読了日:05月12日 著者:清原 なつの
金色のシルバーバック (ぶーけコミックス)金色のシルバーバック (ぶーけコミックス)感想
数年ぶりに再読。表題作と「銀色のクリメーヌ」は2つセットのような感じで、金色〜ではゴリラ、銀色〜ではチンパンジーと人間の関わりを通して、動物実験をおこなう人間の身勝手さを描いている。金色〜はコミカルだが、銀色〜は感傷的。
読了日:05月11日 著者:清原 なつの
ワンダフルライフ 2 (マーガレットコミックス)ワンダフルライフ 2 (マーガレットコミックス)感想
太平が(というか、太平の星の人たちが)寒さに弱い理由を科学的に説明しているのが面白かった。
読了日:05月10日 著者:清原 なつの
ワンダフルライフ 1 (マーガレットコミックス)ワンダフルライフ 1 (マーガレットコミックス)感想
漫画家の山田錦の夫、天下太平は実は宇宙人。普段はごく普通のサラリーマンだけれど、誰か困った人がいると、スーパーマンに変身して助けにいく。そして、任務が終わるとなぜか全裸で泥酔している。ふたりのなりそめの話、鉛筆からダイヤモンドを作る話、宇宙人と地球人とのあいだでは自然妊娠はないという話など、奥様は魔女的ホームドラマの形をとりながら、なかなか科学的。
読了日:05月09日 著者:清原 なつの
民族衣装を着なかったアイヌ  北の女たちから伝えられたこと民族衣装を着なかったアイヌ  北の女たちから伝えられたこと感想
アイヌの母と和人の父のあいだに生まれ、阿寒湖畔のアイヌコタンで育った著者は、自分は偽物のアイヌではないかという気持ちが強かったという。母を媒介に自分のルーツを探るほか、サハリンの先住民族ウイルタとして生まれ、その後流れ流れて、第二次世界大戦後に北海道で亡くなった女性や、先にサハリンの日本企業で働いていた父親に呼び寄せられて朝鮮からサハリンに移住した女性なども取材している。
読了日:05月04日 著者:瀧口夕美
塗り壁が生まれた風景: 左官仕事のフォークロア塗り壁が生まれた風景: 左官仕事のフォークロア感想
月刊誌「左官教室」の連載をまとめたもの。絵と手書き文字がいい。絵を担当した村尾かずこさんは、連載を通してすっかり魅せられ、実際に左官仕事を学び、左官材料を使ったアート作品も発表しているらしい。塗り壁の技術や素材はその土地の自然環境や風土、人々の生活が関係しているというのが面白い。欧州産のマスカット・オブ・アレクサンドリアが気候の違う日本で栽培できたのは、吉備の泥の葡萄温室のおかげというのが興味深かった。
読了日:05月04日 著者:小林 澄夫

読書メーター

グレタ・トゥーンベリ

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 訳書が出ました。『グレタ・トゥーンベリ』(ヴィヴィアナ・マッツァ著/金の星社)。スウェーデンの環境活動家、グレタさんの本です。本棚を整理しているときに見本が届いたので、なんだか開店準備中の書店のような写真になってしまいました。左は原書です(原書はイタリア語)。

 グレタさん関連の本は日本でも数冊出ていて、先に刊行されたものはひと通り読みました。


『グレタたったひとりのストライキ』(マレーナ・エルンマン、ベアタ・エルンマン、グレタ・トゥーンベリ、スヴァンテ・トゥーンベリ著/羽根由、寺尾まち子共訳/海と月社/2019.10)
『グレタのねがい』(ヴァレンティナ・キャメリニ著/杉田七重訳/増田ユリヤ解説/西村書店/2020.01)
『わたしたちの家が火事です』(ジャネット・ウィンター文・絵/福本友美子訳/鈴木出版/2020.02)
『グレタとよくばりきょじん』(ゾーイ・タッカー文/ゾーイ・パーシコ絵/さくまゆみこ訳/フレーベル館/2020.02)
『グレタと立ち上がろう』(ヴァレンティナ・ジャンネッラ著/マヌエラ・マラッツィ絵/川野太郎訳/岩崎書店/2020.02)
『信念は社会を変えた!6人のインタビュー ①グレタ・トゥーンベリ』(ジェフ・ブラックウェル&ルース・ホブデイ編/橋本恵訳・あすなろ書房/2020.06予定)


『グレタたったひとりのストライキ』は(共著になっていますが)グレタさんのお母さんが書いた本で、一般書。ほかはすべて児童書で、『わたしたちの家が火事です』と『グレタとよくばりきょじん』は絵本です。
『グレタのねがい』と『グレタと立ち上がろう』の原著者はイタリア人。日本で紹介されるグレタさん関連の児童書3冊の原著者が3人ともイタリア人というのは、たまたまでしょうか?
拙訳『グレタ・トゥーンベリ』はGW明けから書店に並び始める予定です。

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4月に観た映画

 4月に観た映画はたった1本。

『翔んで埼玉』(2018年/日本)

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4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3102
ナイス数:100

世界の食事おもしろ図鑑世界の食事おもしろ図鑑感想
著者の森枝卓士さんが自分で世界中を旅して、食べたものばかり。なかには、えっ? こんなの食べるの?と、びっくりするようなものもあるけれど、日本人だってよそから見たらびっくりされるものを食べているかも。食べものはその土地の地理や歴史、宗教などとも密接に結びついていて、だから興味深い。
読了日:04月30日 著者:森枝 卓士
食べているのは生きものだ (福音館の科学シリーズ)食べているのは生きものだ (福音館の科学シリーズ)感想
閲覧注意の写真が満載。でも、スライスやミンチになるまえの姿を知っておいたほうがいいし、食べるときに思い出したほうがいい。動物を殺して解体する様子に悲鳴をあげる人は多いのに、マグロの解体ショーを見て残酷だという人がいなかったという。同じ生きものなのに。
読了日:04月28日 著者:森枝 卓士
うるさく、しずかに、ひそひそと: 音がきこえてくる絵本うるさく、しずかに、ひそひそと: 音がきこえてくる絵本感想
去年の夏、うらわ美術館で原画を見た。雨の場面、がんばって日本語にしたなあ……。
読了日:04月28日 著者:ロマナ ロマニーシン,アンドリー レシヴ
贖いのリミット (ハーパーBOOKS)贖いのリミット (ハーパーBOOKS)感想
満を持してのアンジー登場。アンジーの内面が描かれるのは1作目以来。サラから見ればアンジーはサイコパスかもしれないけれど、アンジーから見ればサラとウィルはバカップル? それにしても、悪徳警官多いな……。
読了日:04月26日 著者:カリン スローター
映画で実践! アカデミック・ライティング映画で実践! アカデミック・ライティング感想
学術論文やアカデミックなレポートを執筆する予定はないけれど、レビューやシノプシスを書くときの参考になるかもしれないと思って読んでみた。役に立ちそうなことがけっこう書いてある。
読了日:04月23日 著者:カレン・M・ゴックシク,デイブ・モナハン,リチャード・バーサム
名探偵コナン (98) (少年サンデーコミックス)名探偵コナン (98) (少年サンデーコミックス)感想
97巻の最後の話を読んでおいたので、予習はばっちりでした。由美とチュウ吉くんがいつの間にか一緒に暮らしていた!
読了日:04月15日 著者:青山 剛昌
サッシーは大まじめサッシーは大まじめ感想
スコットランドの中学生サッシーは、地元のスーパーに抗議の手紙を送ってしまうほど環境に対する意識が高いが、空まわりぎみ。環境保護に関する歌をつくって、ギターで弾き語りし、将来はシンガーソングライターになりたいと思っている。だが、お父さんが選挙に出ると宣言してから、サッシーの生活は一変。お父さんを当選させるため、問題を起こさないようにいわれているのに、環境問題のこととなると、つい暴走してしまうのだ。
原書はシリーズ化しているらしく、本書は第1作。続きが読みたいかどうかは微妙……。
読了日:04月13日 著者:マギー・ギブソン
ベルリンうわの空ベルリンうわの空感想
パリや東京とも並ぶ国際都市ベルリンで「あまりなにもしていない」というのがいい。行きつけのカフェの常連とのゆるくつながって、子ども向けの新聞を作るのもよかった。
読了日:04月13日 著者:香山 哲
エリン 才能発掘、タレントショー (プログラミングガールズ!)エリン 才能発掘、タレントショー (プログラミングガールズ!)感想
シリーズ最終作の語り手はエリン。タレントショーの集計プログラムを任され、大忙しのエリンたち。エリンは自分もショーに出たいし、おまけにルーシーが提案したことを手伝うと約束してしまい、ますます忙しくなる。でも、それにはわけもあって……。
プログラミング・クラブでたまたま一緒になった4人(途中からリーラも加わって5人)は、それぞれ家庭環境も趣味も違うし、プログラミング以外にもやりたいことがある。そのせいで、ばらばらになりかけてしまう。 
それにしても、アメリカの中学生って忙しそうだなあ。
読了日:04月10日 著者:ミッシェル シュスターマン
なんで僕に聞くんだろう。なんで僕に聞くんだろう。感想
多発性骨髄腫を発病し、治る見込みのない写真家・幡野広志氏のもとに届いた人生相談の一部を加筆修正して、本にしたもの。「答えは悩む言葉のなかに隠れている。悩み相談は相手を分析する作業だ。」と書かれているけれど、本当にそうだと思う。
読了日:04月10日 著者:幡野 広志
アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 (集英社新書)アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 (集英社新書)感想
『「ゴールデンカムイ」で読みとくアイヌ文化』ではなく、『アイヌ文化で読みとく「ゴールデンカムイ」』。わたしは宇井眞紀子さんの写真展をきっかけにアイヌ文化に興味をもったのだが、手ごろな参考資料を探して「ゴールデンカムイ」に出合い、アイヌ文化への関心がさらに深まった。
読了日:04月07日 著者:中川 裕
線と管のない家 (月刊たくさんのふしぎ2020年3月号)線と管のない家 (月刊たくさんのふしぎ2020年3月号)感想
再読。改めて素敵な家だなあと思う。来世でこんな家に住みたい。
読了日:04月07日 著者:森枝 卓士
ハロー、ここにいるよハロー、ここにいるよ感想
家族のなかでも学校でも存在感が薄いヴァージル、耳の不自由なヴァレンシア、霊能力者カオリ、いじめっこのチェット。4人の視点で描かれる、夏休みが始まったばかりのある1日の物語。大人になってもけっして忘れないであろう、そんなあの日の物語。
読了日:04月04日 著者:エリン・エントラーダ ケリー
ゴールデンカムイ 21 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 21 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:04月03日 著者:野田 サトル
ゴールデンカムイ 20 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 20 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:04月03日 著者:野田 サトル

読書メーター

新緑

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 5月になりました。すっかり新緑です。
 地元の神社に月参りに行きました。
 手水舎に柄杓はなく、参拝の際に鳴らしていた鈴も紐がなくなっていました。
 今のこの状況が、なるべく早く終息しますように……。

 おみくじは中吉でした。

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