チューリップ・タッチ
『チューリップ・タッチ』(アン・ファイン作/灰島かり訳/評論社)
イヤだなあ~と感じながら、途中でやめることができず、最後まで読んでしまった。これは作品の力なのか? 作者の力量なのか? それとも、チューリップのわななのか?
チューリップみたいな女の子は身近にいるかもしれない。次女Yのクラスに、「ワニ50匹飼っている」なんて、だれだってうそだと思うようなことを平然と言う子がいるらしい。Yのクラスの子がどういう気持ちで言っているのかはわからないけれど、チューリップはうそをついているという自覚はないのだと思う。
親の虐待を受けた末、子どもが死んでしまったあとで、「しょっちゅう子どもの泣き声がした」だの「行政に訴えたけれど、ちょっと見ただけで帰ってしまった」だのという近所の人のコメントが報道される。何かあってからでは遅いのに、結局、何か起きないと何も動かない。いつもやるせない気持ちになるが、作者も同じような気持ちになったのだろうか。
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ものすごく暑いのに、クーラーのない部屋で夜中一気に読んでしまった本です。
チューリップ・タッチ
ホテルの支配人をしている父の仕事のために引越しを余儀なくされたナタリーは、ある少女と出会う。彼女の名はチューリップ。不思議なまでにナタリーは彼女に魅かれ...... [続きを読む]
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『チューリップ・タッチ』 アン・ファイン著 灰島かり 訳 評論社 2004/1 [続きを読む]















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