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戦場のピアニスト

『戦場のピアニスト』 (ロマン・ポランスキー 監督/2002年/フランス・ドイツ・イギリス・ポーランド)

 第二次大戦中のワルシャワが舞台。ユダヤ系ポーランド人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンは、家族とともにゲットーへ移らされ、その後、ひとりだけ虐殺を免れる。極限状態の中、奇跡とも思える幸運にも恵まれ、生き延びていく……。
 タイトルから、勝手に「戦地に赴いて、兵士たちのためにピアノを弾いてあげていた男の人の話」だと勝手に想像していました。ゲットーで、子どもたちが夜、壁の穴を抜けて外の世界へ出かけたりというようなエピソードは、『ミルクウィード』(ジェリー・スピネッリ作/千葉茂樹訳/理論社)を思い出しました。シュピルマンは強運に恵まれて生き延びたというよりは、「自分ひとりだけ助かってしまったからには、簡単に死ぬわけにはいかないんだ!」という強い意志で生き延びたのではないでしょうか。
 シュピルマンの息子、クリストファー・W・A・スピルマン氏が日本在住で、九州の大学で日本近代政治思想史を教えているとは知りませんでした。父のことを綴った『シュピルマンの時計』(小学館)という本も出ています。この本の中にも書いてあるそうですが、映画の中で、ホーゼンフェルト大尉がシュピルマンに「Du(おまえ)」ではなく「Sie(あなた)」で話しかけているのに、字幕では全く反映されていなかったそうです。
 シュピルマン本人のピアノが聴いてみたいと思ったら、CDが出ていました。


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