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名犬?エリックのおかしな冒険

『名犬?エリックのおかしな冒険』(A・ノリス作/光野多惠子訳/金の星社)

 イギリスの小さな町に暮らす小学生、エリック。最近なぜか、体が犬に変身してしまうようになってしまった。エリックの秘密を知っているのは親友ロイだけ。家族も知らない。たとえば自分の部屋でまんがを読んでいるときに急に首の後ろがかゆくなると、かいているうちに犬に変身! 息子の部屋をのぞいたお父さんお母さんは、犬が勝手に上がりこんでいるのを見て、怒って追い出す。犬になっている外をうろうろしているうちに首がかゆくなると、ふたたび人間のエリックに戻る(でも、犬だから服は着ていない。これはかなり困る)。そんなエリックとロイの、はらはらどきどきする日常のできごとが書かれている。
 アラン・アルバーグの『犬になった少年 イエスならワン』(菊島伊久栄訳/偕成社)を原案に製作されたテレビシリーズを、脚本家自身がノベライズしたもの。実はイタリアにいたとき私はこのシリーズを見ていて、大好きだった。人間のエリックは、小柄で赤毛でそばかすだらけ……という、実に魅力的な男の子。この本にも収録されている自動車レースの話のエリックは、本当に可愛かった(スタート直後、人間から犬に変わり、最後に人間に戻るのだが。変わるときも戻ったときもかわいかった~)。シリーズ途中でパートナーがレイチェルという女の子に替わるが、このレイチェル役の子もボーイッシュでよかった(レイチェルとの物語は、続編『名犬?エリックのゆかいな冒険』に収録)。読みながら、テレビシリーズを思い出して、また見たくなった。日本でも放映してくれないかなと思っているのだが。

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コメント

はじめてコメントさせていただきます(そのせつはありがとうございました)。
"Woof!" のテレビシリーズ、見てらしたんですね。それも、イタリアで。ということは、登場人物はイタリア語の台詞をしゃべってたんですか? しょっちゅう出てくる"Brilliant!"はイタリア語ではなんと言うのでしょう。興味津々です。
私も「ゆかいな冒険」のほうを訳すときに、イギリスの知り合いに頼んでヴィデオを送ってもらい、Ntscに変換して見ました。エリックもですが、レイチェル役の女の子がかわいかったですね。今回、自動車レースのことを読んで、どうしても見たくなり、アメリカのAmazonの中古ヴィデオを注文しました。ちゃんと見られたら、お貸ししますね! 続編のほうはすでにありますから、よかったらどうぞ。
ほんとに、このTV番組を見ていらした方に出会えるとは! 感無量です。

訳者さんご本人からコメントがいただけるなんて、感無量です!
イタリアではテレビはもちろん、映画館で上映される映画もすべて吹き替えです。ですから、私の見たエリックもロイもレイチェルも、みんなイタリア語でしゃべっておりました。
あと、エリックたちの担任、ジェソップ先生も好きなんです。かっこいい大人の女の人! あんなふうになれたらいいなあ~と思いつつ、現実の私は程遠い場所におります。

 やっぱり、イタリア語でしたか。あのエリックたちが "Allora"とか"Va bene"とか言ってるのを想像すると、なんだかへん(笑い--元はかなり早口の英語だから、"Vabe" だけかしら?)。イタリア語というと、そのくらいしかおぼえていませんが。貧困なボキャブラリーがばれてしまいました。

 ロイとエリック、確かに"Allora" や "Va be'" を連発していたかも……。こちらは元を知らないせいか、あまり違和感はなかったのですが、「サンダーバード」の冒頭のカウントダウンを、明るいテノールで「チンクェ!」とやられたときには、全身の力が抜けました。

ハハハ、明るいテノールというのがおかしい。いかにもイタリア!

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