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2006年7月

スーパーサイズ・ミー

「1日3食×1か月間、食事をすべてマクドナルドで済ませたらどうなるか?」……そんな素朴な疑問に対する答えを、自らの体で実験し、映像として記録したドキュメンタリーです。本当は映画館で見たかったのですが、見逃してしまい、ようやくDVDで見ました。
 監督(兼出演)のモーガン・スパーロック氏は、お母さんの手料理を食べて育ち、現在はヴェジタリアン・シェフの恋人と暮らし、実験開始前の健康診断では何一つ問題ない健康体でした。それが――予想通りというか――実験の終盤には、たいへんな状態になってしまいます。
 ただ1か月間マックの商品を食べ続けるだけでなく、全米のマックを渡り歩き、地域による違いもレポート。その合間に、アメリカの学校給食の問題、肥満解消のために胃を小さくする手術を受ける男性へのインタビュー(および手術の様子!)、ダイエットに成功した人の講演にきた肥満母子へのインタビューの映像などが盛り込まれています。特に給食については必見! 一緒に見ていた中2の長女が、「これ、学校で見るべきだと思う!」と力説したように、子どもと若者と子どもを持つ親に見てもらいたい映画です。真面目は社会的なドキュメンタリーでありながら、エンターテインメント性も高く、「いろいろあるけれど、アメリカってすごいかも」と思います。
 ちなみに、これを見た日の我が家の夕食は、豆腐と野菜中心のメニューになりました。

そばかす先生のふしぎな学校

オンライン書店ビーケーワン:そばかす先生のふしぎな学校
『そばかす先生のふしぎな学校』(ヤン・ブジェフバ作/内田莉莎子訳/ヤン・マルチン・シャンツェル絵)

 奇想天外なことばかり起きる、実に不思議な物語。結末は予想できなかった。
 原書は1955年に刊行されたポーランドで人気の児童文学。作者紹介によると、三部作で、「クレクス先生の旅」「クレクス先生のがいせん」と続くらしい。

ねずみの騎士デスペローの物語

オンライン書店ビーケーワン:ねずみの騎士デスペローの物語

『ねずみの騎士デスペローの物語』(ケイト・ディカミロ作/ティモシー・バジル・エリング絵/子安亜弥訳/ポプラ社)

 2004年ニューベリー賞受賞作を今さらのように読みました。「ねずみとお姫さまのお話なんて~」と、正直ばかにしていたのですが、予想外に力のある物語でした。地下牢に送られたねずみの騎士デスペローが、看守に物語を聞かせて命を救われるところは、「アラビアンナイト」を思わせ、闇に包まれた地下牢で迷子にならないように糸巻きを準備するのは、ギリシャ神話のテセウスがラビリントスに入る場面を連想させました。そして、デスペローはテセウスよりずっと頼りになるヒーローなのでした。

子どもに語る日本の昔話

オンライン書店ビーケーワン:子どもに語る日本の昔話 1

『子どもに語る日本の昔話 1』(稲田和子・筒井悦子著/こぐま社)

 図書館の読み聞かせ講座の最後に図書館員の方が聞かせてくれた昔話が面白かったので、日本や外国の昔話をもっと知りたくなりました。少しずつ読んでいこうと思っています。いくつかあった中、こぐま社のこのシリーズを選びました。
 収録されている主な作品は、「舌切りすずめ」「つる女房」「大工と鬼六」「うぐいすの里」「たかにさらわれた子」など。印象に残ったのは、「じいさとかに」。かにばかりかわいがるおじいさんに嫉妬したおばあさんが、かにをころして食べてしまうという話ですが、江戸川乱歩の「人でなしの恋」を少し連想させました。「うぐいすの里」の12か月の描写の美しさも心に残ります。

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