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2011年12月

『甘い生活』

 午前十時の映画祭で『甘い生活』を見てきました。見るのは20年ぶりでしょうか。
 ヘリコプターの音がうるさくて相手が何を言っているのか聞こえないという場面で始まり、波の音がうるさくて相手が何を言っているのかわからないという場面で映画は終わります。そのため、主旋律で始まり、主旋律で終わる曲を聴いているような、おとぎ話のような印象がありました。
 主人公のマルチェロは上流階級や芸能人のゴシップを追いかけている記者。作家志望で本を書こうとしているようですが、その夢を失いつつある様子。恋人のエンマと一緒に暮らしていながら、大富豪の娘、マッダレーナとの情事を楽しんだり、取材で知り合ったスウェーデン人女優のシルヴィアと遊びまわったりします。エンマはそんなマルチェロが許せず、自殺未遂をしたり、大声で怒鳴ったりしますが、マルチェロは「君だけを愛することはできない」などと言います。
 マルチェロや、芸能人、上流階級の人たちの退廃的な生活の合間に、「聖母様を見た」という子どもたちの話、妻子と静かな生活を送る友人の話、ローマにやってきた父親との束の間のふれあいなどのエピソードがはさまれます。マルチェロ役はマルチェロ・マストロヤンニ。まさに適役でした。
 海辺の軽食堂で働いている女の子が、「お父さんがアンツィオ(字幕ではローマの南)で働いていて……」と話す場面があり、懐かしい地名が出て嬉しかったです。
 思えば、この映画(とローマ五輪のドキュメンタリー)を見てローマで暮らしてみたくなったのですが、こういう生活を送ったわけではありません(笑)。


「月刊児童文学翻訳12月号」

 やまねこ翻訳クラブのメールマガジン、月刊児童文学翻訳12月号が配信されました。12月号の特集は毎年恒例のやまねこ賞です。
 会員が前年の10月~今年の9月に出版された邦訳児童書の中から、読み物部門、絵本部門、それぞれベスト5を選んで投票します。「別賞」として、オールタイム部門と原書部門もあります。子どもに読ませたいおすすめの本ではなく、自分が読んで面白かった本に投票するのが特徴。
 11月号に続いて、今月もレビューを書きました。絵本部門の大賞に選ばれた『おとまり、おことわり?』とその前作『おきゃく、おことわり?』を合わせて紹介しています。この絵本に出てくるクマの家が好きで好きでたまらないので、クマの家の魅力が伝わればと思います。クマとネズミのやりとりも楽しいですよ。

皆既月食

Lunar_eclipse20111210

 皆既月食、最後の最後までは見られませんでしたが、月が欠けるところは何とか見られました。

生命の言葉――12月

 11月は月の半ばにようやく神社へ行けました。七五三で混んでいて、お参りだけしてそそくさと退散しました。
 それではいけないと、12月は早々に行ってきました。お正月の準備が進められているようで、来年の干支、辰の巨大絵馬がありました。12月の生命(いのち)の言葉です。


世のなかの よきもあしきも ことごとに
神のこころの しわざにぞある


 江戸時代の国学者・歌人、本居宣長の言葉で、『玉鉾百首』からの引用。「世の中の良いことも、悪いことも、全て神さまの心がなさることなのである」とのこと。「人生に起きる良いこと悪いこと、それらも全て神から与えられたものだと受け入れてこそ、前向きに生きていくことができる」と説明が補足してありました。東京神社丁のサイトはこちら

 おみくじは中吉でした。「思いもかけぬ嬉しいことが季(とき)ならぬ鶯の声のように幸福を告げるでしょう。常日頃の信仰のたまものです 何事も節度を持って行いを正しくすれば苦難は去って新しい天地がひらかれます」だそうです。

 毎年1月3日に川越喜多院のだるま市でだるまを買って、いつも奉納する直前(つまり新しいのを買う直前)に白いままだったほうにも目を入れています。でも、今年買っただるまは先月、両目にしました。
 

11月に読んだ本

 11月はさらに減り、2冊しか読めませんでした。こういう月もあるさ……。

11月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:462ページ
ナイス数:36ナイス

よつばと! 11 (電撃コミックス)よつばと! 11 (電撃コミックス)
背景が非常に丁寧だけれど、ひとりで描いているのかな? それとも、アシスタント? 『あずまんが大王』のころとは作者の描きたいものが変わってきているような気がする。
読了日:11月26日 著者:あずま きよひこ
ポリッセーナの冒険ポリッセーナの冒険
再読。主人公のポリッセーナが人格者みたいないい子ではなく、生身の女の子なのがいい。『家なき子』的な昔の子ども向け読みものの体裁を取りながら、ヒロインふたりの造形は非常に現代的。
読了日:11月03日 著者:ビアンカ・ピッツォルノ

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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