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2014年4月

ウサギのフローレンス 『野原のたんじょうび会』

ウサギのフローレンス 1 野原のたんじょうび会』(リス・ノートン原作/山本和子文/学研教育出版)

 もうすぐ、ウサギのフローレンスの誕生日。友だちを呼んで誕生日のパーティーをしたいってママに話したら、忙しいから無理だって言われて、がっかり。それに、最近はママに妹の世話を頼まれてばかりで、なかなか友だちと遊べません。何だかみんなから仲間はずれにされたみたいな気がして、フローレンスは落ち込みますが……。
 妹はかわいいけれど、友だちとも遊びたい。イライラするあまり、妹にあたって泣かしてしまう。小さな妹を持つ姉のそんな心情が痛いほど伝わってきます。これが人間の女の子だったら生々しくなってしまうところですが、ウサギなので、客観的に眺められるのではないでしょうか。ウサギとリスとモリネズミとハリネズミが仲よしという設定も、現実ではありえないからこそ、隠されたメッセージが伝わるような気がします。

学研教育出版の作品紹介ページはこちら

3月に読んだ本

『いつも いつまでも いっしょに! ポレケのしゃかりき思春期』のお父さんはほんとうにひどい。詩人を自称しながら詩なんか一度も書いたことはなく、大麻を不法に販売して逮捕されたり(オランダでは大麻は使用するだけなら合法)、世界を見にいくと言いながら、行った先は隣国ベルギー……。ポレケはそんなお父さんのことを、小さいころはすごいと思っていたけれど、10歳になった今ではきわめて冷静に見ている。それでも、お父さんのことが好きな気もちは変わらない。こういう、日本の作品ではありえないような話を紹介するのが、児童文学の翻訳の意義というか醍醐味のような気がする。でも、シリーズ5作品出ているのに邦訳は1作めのみというあたりに限界も感じる。
『昭和ことば辞典』は思った以上によかった。『かくかくしかじか』はすばらしい。

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:1842ページ
ナイス数:36ナイス

昭和ことば辞典: おい、羊羹とお茶もっといで! (一般書)昭和ことば辞典: おい、羊羹とお茶もっといで! (一般書)感想
昭和10〜40年代の日本映画から抜粋された、美しい昭和ことば。昔の映画って、すごいタイトルが多い気がする。『最高殊勲夫人』『青春ロマンスシート 青草に坐す』が気になった。あと、『巨人と玩具』が見たくなった。
読了日:3月30日 著者:大平一枝
IKEAのすべてがわかる本IKEAのすべてがわかる本感想
6年前に出た本なのでさすがに情報が古く、「販売終了」と明記してあるもの以外にも、もう売っていない商品も多いだろうなあ。でも、今でも変わらず売っている商品も結構ある。
読了日:3月30日 著者:北欧スタイル編集部
かくかくしかじか 3 (愛蔵版コミックス)かくかくしかじか 3 (愛蔵版コミックス)感想
大学を卒業して宮崎に帰り、ついに漫画家デビュー! お母さんがトーン貼りうまくて、笑った。シルバニアファミリーの服は、内職で作られていたのか!
読了日:3月25日 著者:東村アキコ
かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)感想
せっかく美大に入ったのに、絵も描かず、漫画も描かず……。宮崎と金沢の違いに、日本は広いなと思う。
読了日:3月25日 著者:東村アキコ
君に届け 21 (マーガレットコミックス)君に届け 21 (マーガレットコミックス)感想
ピンが意外にもいい先生だった。くるみちゃんはやっぱりかわいい。
読了日:3月25日 著者:椎名軽穂
カフェみたいな暮らしを楽しむ本 (学研インテリアムック)カフェみたいな暮らしを楽しむ本 (学研インテリアムック)
読了日:3月22日 著者:
見てみよう! 本屋さんの仕事 (本屋さんのすべてがわかる本)見てみよう! 本屋さんの仕事 (本屋さんのすべてがわかる本)感想
知っている書店がいくつか載っていて、中でも、チェーン店ではない町の本屋さんである増田書店が紹介されているのがうれしい。こういう本屋さんにはいつまでも残ってほしい。
読了日:3月19日 著者:稲葉茂勝
東京の日本茶カフェ東京の日本茶カフェ感想
行ったことのあるお店も載っていて、久しぶりに行ってみたくなった。
読了日:3月15日 著者:かなざわゆう
カフェをはじめる人の本カフェをはじめる人の本感想
1日の平均客数10人や15人で経営が成り立つのかな? ちょっと気になる。
読了日:3月15日 著者:
調べよう! 世界の本屋さん (本屋さんのすべてがわかる本)調べよう! 世界の本屋さん (本屋さんのすべてがわかる本)感想
ガーディアンが選んだ世界の本屋さんトップ10のうち、2つがすでに閉店って……。厳しい状況を突きつけられたような気がします。
読了日:3月8日 著者:稲葉茂勝
いつも いつまでも いっしょに!  ポレケのしゃかりき思春期 (世界傑作童話シリーズ)いつも いつまでも いっしょに! ポレケのしゃかりき思春期 (世界傑作童話シリーズ)感想
お父さんのダメっぷりがすごい。ポレケもそれはわかっている。それでも、お父さんのことは好きなんだよね……。クラスメートの大半が移民だったり、特殊な家庭環境だったり(小学生には基礎知識が必要?)、児童書とは思えないすごい内容。シリーズ化され、オランダでは5作が書かれているらしい。
読了日:3月7日 著者:フース・コイヤー
ゾウと旅した戦争の冬ゾウと旅した戦争の冬感想
敵・味方という描き方をしていないのがいい。戦争には絶対的な悪も絶対的な正義もなく、勝った側に都合のいい話だけが歴史として残るのものだから。
読了日:3月6日 著者:マイケルモーパーゴ
多摩 とってもすてきなカフェ多摩 とってもすてきなカフェ感想
行ったことのあるお店や、何度も前を通ったことのある(いつか入りたいと思っている)お店もいくつか。青梅にある夏への扉というお店に、ぜひいってみたい。
読了日:3月2日 著者:オフィスクリオ
しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん (幼児絵本シリーズ)しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん (幼児絵本シリーズ)感想
しきぶとんさんへのお願いが切実です(笑)。
読了日:3月1日 著者:高野文子
ベルナルさんのぼうしベルナルさんのぼうし感想
繊細な絵にシュールな物語。鳥たちがかわいい。床に芝が生えたり、壁から枝が突き出したりしているベルナルさんのお家もすてきです。
読了日:3月1日 著者:いまいあやの

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