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2017年10月

オッスス・デ・モットゥ

 やまねこ翻訳クラブのメールマガジン「月刊児童文学翻訳」2017年10月号で、お菓子の旅を執筆しました。今回はビアンカ・ピッツォルノの『あたしのクオレ』(関口英子訳/岩波書店)から、死者の日に食べるお菓子、オッスス・デ・モットゥを取り上げました。とはいえ、作品のなかにこのお菓子は出てきません。死者の日にどんなお菓子を食べたのかも出てきません。
 見たことも食べたこともない外国のお菓子を、インターネットを使って調べたレシピを元に作っています。いつも試行錯誤で、今回も5回試作しました。オッスス・デ・モットゥの画像はこちら

生命の言葉——10月

_201710

 あっという間に10月。というわけで、神社に行ってきました。今月の生命(いのち)の言葉です。

丹精は 誰しらずとも おのづから
秋のみのりの まさる数々

 二宮尊徳の歌句集「三才独楽集」より(尊徳は正確には「たかのり」と読むことを、この年にして初めて知りました)。「精進している人の仕事は、だれにも見向きされなくても、時がくれば自ずから結果として見えてくる」とのこと。
 おみくじは中吉。けっこういいことが書いてあったので、真に受けて前向きに過ごそうと思います。
 東京都神社庁のウェブサイトはこちら

世界を食べる!

 世界各国の料理やお菓子を食べた記録を残したくて、新しいブログ「世界を食べる!」を始めました。
 とりあえず、クルド家庭料理や、フィンランドのお菓子、インドのお菓子のことを書いています。
 基本的にはリアルタイムのものを書いていくつもりですが、2017年以降に食べたものを遡って書くかもしれません。どうぞよろしく〜。
 

9月に観た映画

 9月に観たのは以下の3本。

『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』(2012年/イタリア)
『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』(2016年/イタリア、フランス)
『わたしは、ダニエル・ブレイク』((2016年/ベルギー、イギリス、フランス )

『フォンターナ広場〜』は2013年のイタリア映画祭で観ていたのですが、イタリアの現代史をもっと知りたくて、DVDでもう一度観ました。登場人物にテロップで名前と肩書きが入って、だいぶわかりやすくなっていました。でも、背景知識がないとやはり今ひとつわからない……。もっと勉強しなければ。偶然、直前にテレビで連合赤軍を取り上げた番組を見ていたせいか、いろいろと重なるところが多いように思いました。
『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』と『わたしは、ダニエル・ブレイク』は早稲田松竹にて二本立てで。ここのラインナップはほんとうに魅力的です。このときの共通テーマは「困っている人に手を差し伸べる」だったかな? 『わたしは、ダニエル・ブレイク』は『チョコレートドーナツ』以来の、観終わって、怒りがふつふつとわきあがってくる映画でした。一昔前のハリウッド映画だったら、ハッピーエンドになって、最後、主人公の笑顔で終わったりしたのかな。ケン・ローチ監督の映画は『リフ・ラフ』以来。『リフ・ラフ』はローマの映画館、Cinema Nuovo Sacher で、イタリア語吹替で観ました。今度ローマに行ったら、Cinema Nuovo Sacher、行こう……。

 ほかにユジク阿佐ヶ谷の「チェコアニマの夜2017」、『チェペックのおとぎ話の夜』を観にいきました。ユジク阿佐ヶ谷のラインナップもほんとうに素敵(支配人さんが若くてびっくり!)。会員になったので、頻繁に足を運ぼうと思っています。

 Filmarksのマイページはこちら

9月に読んだ本

 9月に読んだ本は再読も含めて全部で22冊。
『100時間の夜』はやまねこ翻訳クラブのオフライン読書会に参加するため、再読。この本を訳された野坂悦子さんがゲストとして参加され、裏話なども聞くことができて、なかなか面白かったです。個人的にはこの本、けっこう突込みどころがあると思います……。で、そういう本のほうが読書会の課題本には向いているような気がします。
『いっぽんのせんとマヌエル』の著者お二人が来日され、教文館 ナルニア国で行われたトークイベントに参加して、終了後、お二人のサインをいただきました。絵を担当されたパトリシオさん、イケメンでした〜(中身も)。マリア・ホセさんもとてもすてきな方。
 待ちに待った『3月のライオン』や『きのう何食べた?』の新刊もよかったのだけれど、『キジムナーkids』の衝撃が大きすぎて……。あれを読んだあとは、何を読んでも何か足りないような気がしてしまいます……。

9月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:2883
ナイス数:107

森のおはなし (RIKUYOSHA Children & YA Books)森のおはなし (RIKUYOSHA Children & YA Books)感想
『夢の川』の作者の本。現代版ノアの箱舟のようなストーリーで、メッセージ性が強い。
読了日:09月30日 著者:マーク・マーティン
ただ、見つめていた (児童書)ただ、見つめていた (児童書)感想
海辺のリゾート地に家族で来ている少年、ライフガードの青年、2人をじっと見つめている少女。
日本語版のタイトルを見るたび、ポリスのあの曲が頭のなかを流れた。
読了日:09月29日 著者:ジェイムズ ハウ
3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス)感想
林田先生と島田八段にハラハラドキドキしながら、読み終わった今、滑川さんのことを考えている……。
読了日:09月29日 著者:羽海野チカ
ジェリーフィッシュ・ノート (文学の扉)ジェリーフィッシュ・ノート (文学の扉)感想
大学生の兄にボーイフレンドがいるとか、クラスメートがADHDの薬を服用しているといったことが、物語の軸ではなく、パーツのひとつに過ぎないことが新鮮。この夏、たまたまドゥーグル・リンズィーさんの俳句を目にする機会があったので、ほかのクラゲ関係者もきっと実在するのだろうなと思って調べたら、やっぱりそうだった。クラゲを見に、加茂水族館に行きたくなった。
読了日:09月28日 著者:アリ・ベンジャミン
サイモンは、ねこである。サイモンは、ねこである。感想
サイモン、けっこうふくふくしている。眼光鋭い目がいい感じ。
読了日:09月26日 著者:ガリア バーンスタイン
みなみへ (児童図書館・絵本の部屋)みなみへ (児童図書館・絵本の部屋)
読了日:09月26日 著者:ダニエル ダンカン
キジムナーkidsキジムナーkids感想
戦中・戦後の沖縄を舞台にしたスタンドバイミーみたいな話……だと思って読み始めると、現実に起こったとは信じられないような出来事が次から次へと起こって、呆然。読み続けるのが辛い場面も多かった。いや、辛い場面ばかりだった。思い出すだけで泣きそう。でも、修学旅行生だけでなく、沖縄に行くすべての人の課題図書にすべき。著者は「ウルトラセブン」の脚本家のひとり。
読了日:09月26日 著者:上原正三
きのう何食べた?(13) (モーニング KC)きのう何食べた?(13) (モーニング KC)感想
いつの間にか2人ともアラフィフになっていた……。それはともかく、シロさんが作る料理は鶏肉が多くて(経済的な理由でしょうが)、そのまま再現できないのが残念。
読了日:09月22日 著者:よしなが ふみ
聖☆おにいさん(14) (モーニング KC)聖☆おにいさん(14) (モーニング KC)感想
ブッダとイエスが恵比寿さんに会った神社、たぶん知っている場所……。
読了日:09月22日 著者:中村 光
もしかしてオオカミ! ?もしかしてオオカミ! ?感想
ヤギのお父さん、誰かに似てるなあと気になっていたのだが……「きのう何食べた?」のケンジだ!
読了日:09月20日 著者:ヴェロニク・カプラン
ぬけちゃった (児童図書館・絵本の部屋)ぬけちゃった (児童図書館・絵本の部屋)感想
モノクロとカラーの使い分けは、映画『オズの魔法使』を思わせる。
読了日:09月20日 著者:スティーブ アントニー
100時間の夜 (文学の森)100時間の夜 (文学の森)感想
やまねこ読書会のために再読。
読了日:09月20日 著者:アンナ ウォルツ
あるかしら書店あるかしら書店感想
「水中図書館」にわくわくした。「世界一周読書の旅」は、自分には絶対無理。
あと、本を読みながら寝てしまうことがときどきあるので、「読書サポートロボ」が欲しい。オプションであらすじをまとめてくれたら、さらによろしいかと。
読了日:09月20日 著者:ヨシタケ シンスケ
3つ数えて走りだせ3つ数えて走りだせ感想
冬のある朝、中学校に行く代わりに、突然走りだしたトニーとアントワーヌ。実はそれぞれ、深刻な問題を抱えていた。空腹や足の痛み、疲労や自分のにおいと戦いながら、ひたすら走り続けた末に到達したゴールは……?
読了日:09月16日 著者:エリック・ペッサン
ぼくの ねこは どこ?ぼくの ねこは どこ?感想
文字なし絵本。各ページでねこ探しができる。
読了日:09月12日 著者:ヘンリー・コール
ホッキョクグマと南極のペンギンホッキョクグマと南極のペンギン
読了日:09月12日 著者:ジーン ウィリス
九時の月九時の月感想
イラン・イラク戦争の時代のイランを舞台にした、ふたりの少女の友情物語……ではなく、禁じられた恋の物語。作者あとがきがずっしり重い。
読了日:09月12日 著者:デボラ・エリス
ごちそうの木 タンザニアのむかしばなしごちそうの木 タンザニアのむかしばなし感想
タンザニア出身の絵本作家による、アフリカの昔話を題材にした絵本。動物たちがみな洋服を着ているのが面白い。カメは着替えも持っている模様。
読了日:09月09日 著者:ジョン キラカ
いっぽんのせんとマヌエルいっぽんのせんとマヌエル感想
作者の1人マリア・ホセさんが、線にこだわる自閉症の男の子、マヌエルくんに出会ったことから生まれた絵本。こういった絵本が一般に流通する本として出版されたことが、まず素晴らしい。ピクトグラムは日本版オリジナル。作者は2人ともチリ出身。
読了日:09月08日 著者:マリア・ホセ・フェラーダ
ファニー 13歳の指揮官ファニー 13歳の指揮官感想
映画を先に観ていたが、映画では描かれていなかった部分や映画とは異なる部分もあり、興味深かった。
読了日:09月06日 著者:ファニー・ベン=アミ
TOKYO世界の絶品スイーツめぐりTOKYO世界の絶品スイーツめぐり感想
webサイトでの連載を書籍化。行けそうなところから行ってみて、制覇してみたい。大使館は無理だけど。
読了日:09月05日 著者:メレンダ千春
物語のティータイム――お菓子と暮らしとイギリス児童文学物語のティータイム――お菓子と暮らしとイギリス児童文学感想
イギリス児童文学の古典をお菓子とハーブを切り口に紹介している。紹介されている作品の中でわたしが子どものころに読んだのは、たぶん『秘密の花園』だけ。「ツバメ号とアマゾン号」も「ナルニア」も大人になってから読んだし、「パディントン」に至っては未だに読んだことがない。それはともかく、シチリアやサルデーニャ、沖縄でラードが使われるように、イギリスでは牛脂が使われるのが興味深い。
読了日:09月05日 著者:北野 佐久子

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