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2018年1月

一周忌――改めて父を見送る

 昨日は父の命日だった。一周忌の法要を先に済ませてしまったので、うっかり忘れるところだった。あまり先に終わらせるのもよくない。
 去年の今ごろはバタバタしていた。危篤の知らせを受けて、夜中にタクシーで病院に駆けつけたけれど、死に目には会えなかった。それから、死を悼む間もなく、葬儀業者に連絡して葬儀の日時を決め(そうしないと亡骸を引き渡してもらえない)、わたしだけ先に家に帰って父が休む布団を準備しておいてから、父を迎えた(このときに使った布団、マットレスの類は捨てるしかないことをあとになって知った)。亡くなったのが水曜日の未明で、通夜・告別式が土・日。その間、父は実家の仏間に横たわっていたのだが、実家は部屋数があるからよかったようなものの、狭い我が家ならどうなるのだろう? 火葬場は常に混んでいて、亡くなってから火葬にされるまで日があいてしまうらしい。そのあいだ、どうするのだろうか。亡くなったらまず火葬にする地方もあると聞くけれど。
 葬儀の準備と同時進行で年金の手続きや、相続税申告の準備に手をつけたけれど、相続関係は諸事情によってものすごくややこしいことになっていて、申告できたのは期限ギリギリの11月だった。ほかにクレジットカードを解約したり(会費有料のものが数枚)、小学校、旧制中学校、大学、元勤務先の同窓会にも亡くなったことを知らせ……こういうのもけっこうあった。税理士会やJAFなど、各種退会手続きは前年秋に父が入院し、入院前の生活に戻れる見込みはないと悟ったときに片っ端から片づけた。ご本人でなければ……なんて言われることもあった。税理士会は、税理士の仕事をしなくなっても、数年間退会せずにいたみたいで(退会手続きの準備はしていたらしい)、未払い分の会費がけっこうな金額になっていた。何で元気なときにやっておいてくれなかったの!と、怒りながら未払い分を支払った。
 そんなこんなで、事務手続きに追われ、自分の仕事や娘の学校、家族の生活といった日々の生活もあるので、父の死を悼む気持ちの余裕はなかった。でも、イタリア映画祭でフランチェスコ・ブルーニ監督の『君が望むものはすべて』を監督の舞台挨拶つきで観て、わたしと同世代の監督が最近父親を亡くしたことを上映前に知り、エンディングに父親への献辞を見つけたときはほろりとしてしまった。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で、主人公リーの兄が真冬に亡くなり、雪が溶けるまで埋葬できないと言われる場面でも父を思い出してほろりとしてしまった(巨大冷蔵庫みたいな場所で保管されていた。この先、日本でも必要かもなあ)。『こうえん』『どれがいちばんすき?』のジェイムズ・スティーブンソンさんが、父と同い年で、父とほぼ同じころに亡くなっていたことを知ったときや、星野仙一氏の訃報を聞いて、つい父に知らせなきゃと思ったときも(父はドラゴンズファンだった)。
 心の準備はできすぎるぐらいできていたし、ショックと悲しみは正直チャイのときにははるかに及ばない。でもなあ。もっとゆっくり、父を見送る余裕がほしかったなあと思う。
 さようなら。チャイと孝政によろしくね。

生命の言葉——1月

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 喪中なので、神社への初詣は自重しましたが、月初めに地元の神社にお参りするのは初詣とは別と解釈し(笑)、今年の破魔弓も欲しいので、三が日が過ぎてから神社へ行ってきました。
 さて、今月の生命(いのち)の言葉は……。

とこしえに 国まもります
天地(あめつち)の 神のまつりを
おろそかにすな

 明治天皇のお言葉です。今年の1月3日で鳥羽伏見の戦いから150年なので、今年は「明治維新150年」なのだとか。
 いつもはない「開運みくじ」というおみくじがあったので(干支か鯛がついている)、たまにはいいかと思い、干支つきを引いてみたら、吉でした。「柳に雪折れなし 時に逆らってはならぬ。雪の重みに逆らわぬ柳の枝は、折れることはない。今、雌伏の時である。今の状況に身を任せて、雄飛の時をまて。(以下略)」
 連戦連敗中の絵本……出してくれる出版社が見つかりますように!

今年も川越に行ってきました

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 今年も川越・喜多院のだるま市に行ってきました。今回はひとり。ひとりは気楽だし、安上がり。屋台をのぞいて、食べたい!と思ったら即決できるし、買うのもひとつで済むしね。
 参拝して、お守り(いつもの大黒天)を買って、おみくじを引いたあと、去年買っただるまを納めてから、新しいだるまを買いました。たぶん、最初に去年のだるまを納めてから、参拝するのが正しいのだろうと毎年思うけれど、参道からあふれた列を目にすると、先にだるまを奉納しようという気が起きないのでした……。
 おみくじは小吉。「月被浮雲翳(強い願望をお持ちのようですが、現在のままでは叶うまでには至らないようです)」に心が折れそうになったけれど、「願もうおしてねがうべし、末ととのふ(願望―努力し続けることで、必ず叶います)」とあるので、あきらめずにがんばろう!

 喜多院をあとにして、成田山川越別院へ。小腹がすいたので、大判焼きを購入。150円。
 成田山川越別院、去年か一昨年あたりから、参拝者が増えているような気がします。喜多院と違って、列がなかなか進まない。境内には去年と同じ石巻からの屋台が出ていて、去年食べなかったずんだしるこがあったので、参拝の列に並びながら、今年は食べるぞー!と決意。後ろにいた人たちが「ずんだって季節じゃないよね」としゃべっていて、それはそうなんだけれど、夏におしるこを食べたくはないから、いいのです。
 参拝して、護摩を奉納して(開運成就!)、開運招福お守入りのおみくじを引いたあと(大吉! 開運招福お守りはカエルでした。去年もカエルだった。カエル率が高いような?)、念願のずんだしるこを食べました。お餅ではなく、白玉入り。さっぱりした甘さでした。

 本川越駅に向かう途中、いつもと違う道を通っていたら、出世稲荷神社の前に出ました。3年前の3月、娘たちと3人で川越に行ったときに寄っています(そのときのブログ)。あのときは無人で、本堂も閉まっていたけれど、今日は人がいて、もちろん本堂は開いていて、参拝後、「さっきまでお供えしてあったものです。よかったら」とお菓子をいただきました。きっと、ご利益があるはず。

12月に観た映画

 12月は映画館、DVD、試写会で1本ずつ、計3本観ました。

『希望のかなた』(2017/ドイツ、フィンランド)
『最強のふたり』(2011/フランス)
『嘘八百』(2017/日本)

 上映中、上映予定の作品のなかで、観たいのは(午前十時の映画祭早稲田松竹ユジク阿佐ヶ谷での上映を含む)、『ペーパー・ムーン』『バグダッド・カフェ』『50年後のボクたちは』『サーミの血』『怪物はささやく』……それからルキーノ・ヴィスコンティ特集。

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12月に読んだ本

 12月に読んだのは13冊。
『ふたりのスケーター』は全日本フィギュアスケート選手権大会の前に読んでおんだほうがよかったかな? 昔の話なので(カバーそでによれば、設定は第二次大戦前)、当然、湖に氷が張らないとスケートの練習はできなくて、夏の間はお休み。『スケートボーイズ』も読まなきゃ。
『カランポーのオオカミ王』はシートンの「オオカミ王ロボ」にシートン自身の話を交えてあって、ロボの一件がボーイスカウトにつながっていくのが興味深かったです。
『サボイ・ホテルの殺人』は現代にも起こりえるような話で、せつなかった。

12月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:1117
ナイス数:57

ふたりのスケーターふたりのスケーター感想
病み上がりで、体力をつけるためにスケートを始めたハリエットと、天才スケーターを父(故人)にもち、世界チャンピオンになるべく幼いころから英才教育を受けてきたララの、スケートと友情と家族の物語、つまり古典的児童文学の王道。こういう作品を読むと、世界は善意でできていると信じられるような気がしてくる。
読了日:12月29日 著者:ノエル ストレトフィールド
たのしいローマ数字たのしいローマ数字感想
ローマ数字、いいよねえ。初めて買ってもらった腕時計の文字盤はローマ数字だった。で、4がIVではなくIIIIだったのだけれど、間違いではなく、意味があるらしいことを後に知ったのだが、その理由、今は忘れた。
読了日:12月22日 著者:デビッド・A. アドラー
うるさいアパートうるさいアパート感想
子どものころに住んでいた団地では夜9時以降はトイレの水を流してはダメだの制約が多くてうんざりだったけれど、このアパートのように自由すぎるのもどうかと思う。
読了日:12月20日 著者:マック バーネット
ゆきのひのおくりものゆきのひのおくりもの感想
『ゆきのひのおくりもの』(パロル舎 2003年)の再刊
読了日:12月18日 著者:ポール フランソワ
ふるいせんろのかたすみでふるいせんろのかたすみで感想
『たそがれえきのひとびと』(らくだ出版/1983)の新装新訳版。
読了日:12月18日 著者:チャールズ・キーピング
名探偵コナン 94 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 94 (少年サンデーコミックス)感想
95巻はいつ出るのだろう?
読了日:12月18日 著者:青山 剛昌
サボイ・ホテルの殺人 (角川文庫 赤 520-6)サボイ・ホテルの殺人 (角川文庫 赤 520-6)感想
原書の刊行は1965年。半世紀前のスウェーデンが舞台なのに、今の日本を思わせるようなことが多かった。
読了日:12月05日 著者:マイ・シューヴァル,ペール・ヴァールー
カランポーのオオカミ王カランポーのオオカミ王感想
ロボたちが家畜を襲っていたのは、食料となる山の動物が減って仕方なく、だった。百年前も今も変わらないというのは……。
読了日:12月04日 著者:ウィリアム・グリル
ビークル ゆめのこどものおはなし (海外秀作絵本)ビークル ゆめのこどものおはなし (海外秀作絵本)
読了日:12月04日 著者:ダン・サンタット
図書館を心から愛した男 アンドリュー・カーネギー物語図書館を心から愛した男 アンドリュー・カーネギー物語感想
カーネギーが財を築いたのは、長い時間働いてお金を貯めて、お金の運用に成功したからだということはわかった。
読了日:12月01日 著者:アンドリュー・ラーセン
やもじろうとはりきちやもじろうとはりきち感想
ヤモリが主人公の絵本というだけでうれしくなって。表紙のやもじろうの後ろ足はたしかにヤモリ!
読了日:12月01日 著者:降矢 なな
走れ! !  機関車走れ! ! 機関車感想
アメリカの鉄道なんて……と思っていたけれど、アメリカならではの迫力! 乗りたいとは思わないのだけれど。
(大昔見た「21世紀は警告する」によると、車を売りたいフォードは、鉄道を買収してから、廃線にしたのではなかったっけ?)
読了日:12月01日 著者:ブライアン・フロッカ
とてもとてもサーカスなフロラとてもとてもサーカスなフロラ感想
絵本というより、挿絵入りの物語?
読了日:12月01日 著者:ジャック・センダック

読書メーター

いろいろあった1年でした

 昨年1月に父が亡くなったので、喪中の身で新年を迎えた。諸事情により相続手続きが複雑だったため、相続税の申告書を提出したのはタイムリミットぎりぎりの11月。相続手続きが終わると、すぐに喪中はがきの手配をしつつ、た一周忌の準備に取りかかり、12月23日に無事終了した(一周忌を年内におこなったのは、我が家の次女が受験生で年明けにセンター試験を控えているのと、次兄の次女が来年成人式なのを考慮したため)。
 とにかく父の死に振りまわされた1年だった。亡くなった直後、葬儀業者に連絡して埋葬の手筈を整えなければ病院を出してもらえなかったのに始まり、その後ずっと遺産相続をはじめとする父の後始末に追われていたので、父の死を悼む余裕がなかったような気がする。事務的で心がこもっていない!と、父からダメ出しされそうだなあ。

 チャイがいなくなって1年あまりが過ぎ、父もいなくなり、母が猫を飼いたがっていた。「仔猫の里親募集中」というポスターを見かけると、もらってこようかしらと言い出すので、そのたびに「縁があれば、猫のほうから来るから」となだめていたところ、8月初めに庭に仔猫が迷い込できたので(たぶん、だれかに捨てられたものと思われる)、飼わないわけにはいかなくなった。かろうじて三毛なので、かろ美と名づけたが、その後、かりんに改名。獣医さん生後2か月弱くらいだと言われた。上野のパンダのシャンシャンと同じくらいに生まれたらしい。大きさはずいぶん違うけれど。

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家に来た当日、まだ心を開いていなかったころ

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1週間後、まだ心は開いていない

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2か月後(生後4か月)、心は全開

動きまわるので、なかなか写真に撮れずにいるうちに、いつのまにか仔猫ではなくなってしまっていた……。

Karin_201712
近影

 クリスマスプレゼントにあげたキャットタワーの上でご満悦。障子をびりびりに破ったり、カーテンをよじ登って、カーテンレールの上を歩いたりするのを母が嘆いていたら、友人にキャットタワーやおもちゃを与えることを勧められたらしい。家族のだれよりも高価なクリスマスプレゼントをもらったのだった。仔猫のうちに人間と暮らすようになり、ほかの猫を知らないため、猫らしいしぐさを学べずにいるのは困ったものだ。
 かりんの日常はときどきこちら(猫と食べ物、ときどき電車)に載せていて、これからも不定期に載せる予定。

 去年は(その前の年の秋から入院していた父が、年末に意識レベルが低下してしまったせいもあり)、年始の目標を掲げなかったけれど、やはり、目標は口に出したほうが実現する可能性が高くなるので、はっきり書いておこう。
 やはり、訳書を出したい。最低、読み物1冊、絵本1冊くらいは出したい。ほかにもいろいろとやりたいことはあるけれど、まずは軸足がしっかりしないと話にならない!と自覚した次第。

 なお、我が家の受験生は12月初めに推薦入試で合格し、家族一同、心穏やかに新年を迎えられた。

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