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2018年11月

広島に行ってきました

 11月9日(金)〜11日(日)、NHK杯を見に広島に行ってきました。お目当てはセルゲイ・ヴォロノフさん。8月にザ・アイスを見に名古屋まで足を運んだけれど(そのときの日記)、やっぱり競技も見ておきたい。2014-2015 シーズンからひそかにファンになり、1987年生まれなので、毎シーズン、今季で見納めかも……という気持ちで見てきて、今年で4年目。去年のNHK杯も(家庭・仕事の状況上、無理だと思いつつ)行きたいなあとチケットを申し込んだものの、撃沈。今年は友人たちの協力もあって無事ゲットできました(ちなみに抽選結果を知ったのは、ワルシャワ・ショパン空港で乗り継ぎ便を待っているとき)。

 広島は2度目。3年前、次女がアメリカに留学する前に一度は行っておくべきではないかと思い、2人で行ってきました。原爆ドーム、平和記念資料館、広島城、広島護国神社、厳島神社、宮島水族館などを訪れ、広島在住の友人にも会いました。何を食べても美味しく、行く先々で親切にしてもらって、いい思い出しかありません。だから、次のNHK杯は広島だと知ったとき、広島なら行きたいなあとも思ったのでした。

 9日のお昼過ぎに広島駅に到着。ホテルに荷物を預けて、お昼を食べに入った福屋の9階でNHK杯フィギュア 氷上の軌跡展をやっていたので寄りました(8月に東京でやっていたとき、行けなかったので、広島で見られてよかった)。
 さて、会場となった広島県立総合体育館、上のほうの席でも見やすくてよかったです。その分、傾斜が急で、階段を降りるとき、ちょっと怖かった……。トイレの絶対数が少なく、休憩時間のたびにトイレの列がものすごくて、わたしは隣の武道場まで遠征しました。ここだけの問題ではないけれど、何とかならないものでしょうかねえ……。
 1日目はペアSP→女子シングルSP→氷上オープニングセレモニー→男子シングルSPを観戦。アリーナじゃないからTVには映らないはずと思っていたのに、男子SPの前に客席で本を読んでいるわたしの姿がTVに映っていたらしい(行きの新幹線のなかで読み終えた『ヒトラーと暮らした少年』の訳者あとがきを読んでいるところでした。ロシアやイタリアの旗を振ってはしゃいでいるところじゃなくてよかった)。侮れないな、スタンド席。
 休憩時間におにぎり食べて腹ごしらえしながら、Y翻訳クラブの仲間5人で集い、不思議な気持ちになりました。

 2日目はアイスダンスRD→ペアFS→女子シングルFS→男子シングルFSを観戦。女子はとにかくすごくて、何度もスタンディングオベーション。ため息ついたり、心が洗われたり、笑いころげたり。表彰台もメダルも3つじゃ足りない(でも、全米選手権のピューターメダルは微妙)。
 男子はいろいろありました。紀平梨花ちゃんのフリーのスコアを超えたのが1位の宇野昌磨くんと2位のヴォロノフさんだけだったという……。いえ、それだけ紀平さんがすごかったということなのですが。
 ヴォロノフさんの今季のフリーを見るのはザ・アイス、スケアメに続いて3回目(スケアメは生で見たわけではないけれど)。回数を重ねるたびに完成度が上がり、それに比例して疲労度も増している……? 演技終了後のヴォロノフさんがなかなか立ち上がらなくて、ちょっと心配に……。フリーの曲は "Way Down We Go (from "Logan" trailer) performed by Kaleo"、振り付けはデニス・テンくん。『LOGAN/ローガン』は観ていなくて、今さらのようにストーリーを確認して、ひょっとしたら、へとへとになって立ち上がれないところまでが演出?と思えてきました。
 応援していたマッテオ・リッツォくんの銅メダルはうれしい。

 3日目はアイスダンスFDとレジェンドオンアイスとエキシビションが行われましたが、エキシビションの最後まで見ると、その日のうちに家に帰り着けそうにないので、最初からあきらめ、チケットは取りませんでした。広島港に行ったり、もう一度原爆ドームを見にいったり、広島護国神社を参拝したりしたあと、少し早めのお昼を食べ、家族にお土産を買って、新幹線に乗りました。

 1日目のお昼ごはん
 2日目のお昼ごはん
 3日目のお昼ごはん
 この3日間、まともに食べたのはお昼だけでした。朝はまあまあしっかり食べたけれど、夜はおにぎりだけ。


Hiroshima_01
 2日目の朝に原爆ドームへ行きました。


Hiroshima_02
 路面電車に乗るのも楽しみにしていました。あてもなくただ乗る。


Hiroshima_03
 瀬戸内海が見たくて、広島港へ。子ども時代の一部を瀬戸内で過ごしたので、潮の香りをかぐと気持ちが落ち着きます。


Hiroshima_04
 広島護国神社は七五三の家族連れでにぎわっていました。よその人が入らない写真を撮るのに一苦労。

生命の言葉――11月

20181101_17

 11月になりました。つい最近、10月になったばかりのような気がするのになあ。気を取り直して、地元の神社に行きました。今月の生命(いのち)の言葉です。

愛出ずる者は愛返り
福住くものは福来る

 中国前漢時代の政治思想家・文章家、賈誼(かぎ)の著作『新書』より、「人を愛すれば、人もまた自分を愛し、善行をすれば、幸福がやってくる」ということ。

 おみくじは大吉でした。

 東京都神社庁のWebサイトはこちら

10月に観た映画

 10月に観たのは『人生フルーツ』だけでした。きついスケジュールのなか、少々無理して観にいったのだけれど、ほんとうによかった。観てから1か月近く経った今でも、ときどき反芻しています。

 ユジク阿佐ヶ谷に『ひなぎく』観に行かなきゃとか、昔観た『ソフィーの選択』を午前十時の映画祭でもう一度観ようとか考えていたのですが、まだやっているけれど、行けるだろうか……。

 Flimarkのマイページはこちら

10月に読んだ本

 絵本をまあまあ読んだかな。『いっしょにかえろう』と『わたしの島をさがして』はラテンアメリカの、『わたしたちだけのときは』はカナダの現代史に興味をもつきっかけになるかもしれない。イザベル・シムレールの絵本を新刊・既刊まとめて読み(既刊のうち『はくぶつかんのよる』は再読)、改めていいなあと思った。
 先月読んだ唯一の児童書読み物、『泥』、さすがサッカーというか、面白かった。

10月の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:2046
ナイス数:113

ぼくってかわいそう!ぼくってかわいそう!
読了日:10月28日 著者:パメラ・ダンカン エドワーズ
あおい ちきゅうの いちにち ―なんきょく― (児童図書館・絵本の部屋)あおい ちきゅうの いちにち ―なんきょく― (児童図書館・絵本の部屋)
読了日:10月28日 著者:エラ ベイリー
ねこは まいにち いそがしい (児童書)ねこは まいにち いそがしい (児童書)
読了日:10月28日 著者:ジョー・ウィリアムソン
ぺちゃんこ ねこぺちゃんこ ねこ
読了日:10月28日 著者:ハーウィン・オラム
いっしょにかえろういっしょにかえろう感想
学校帰りの女の子が、いっしょにうちにかえってくれる?と、ライオンに声をかける。ライオンとおしゃべりしながら、ときには背中に乗せてもらって、保育園に弟を迎えにいき、買い物をして、家に帰る。夕飯をつくって、食べ終えたころ、お母さんが仕事から帰ってきて、ライオンは去っていく。絵だけで、言葉では説明していない部分も多い。浮かんでくる疑問に対する答えはなく、解釈は読み手に委ねられている。でも、これでいいと思う。
読了日:10月28日 著者:ハイロ・ブイトラゴ
文学はおいしい。文学はおいしい。感想
日本文学に出てくるいろいろな食べものを、ハルノ宵子さんのカラーイラストとともに紹介。やまねこ翻訳クラブのメールマガジン創刊第2号から断続的に連載している「お菓子の旅」の日本文学版? 食べものは文化であり、心の鏡であり、あるときは潤滑油、あるときはけっして超えられない深い川となる。要するに奥深いものなのだ。
読了日:10月28日 著者:ハルノ 宵子,小山 鉄郎
いちばんのともだちいちばんのともだち感想
大人にとってはささいなできごと。でも、子どもにとってはこの世の終わりのような大事件。そんなできごとが描かれた絵本。
読了日:10月25日 著者:ジェニファー・K. マン
みんな、星のかけらからみんな、星のかけらから感想
いつもいいところを持っていってしまう姉にコンプレックスを抱く妹を、おじいちゃんが宇宙科学的に慰める。
読了日:10月25日 著者:ジーン ウィリス
すいかのプールすいかのプール感想
シュールな絵本。できれば暑いうちに読みたかった。
読了日:10月25日 著者:アンニョン・タル
ポケットに色をつめこんで―イッツ・ア・スモールワールドのディズニー・アーティスト メアリー・ブレアの世界ポケットに色をつめこんで―イッツ・ア・スモールワールドのディズニー・アーティスト メアリー・ブレアの世界感想
伝記絵本。ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドをつくった女性アーチストを取り上げている。
読了日:10月25日 著者:エイミー グリエルモ,ジャクリーン トゥールヴィル
シルクロードのあかい空シルクロードのあかい空感想
昆虫学者がシルクロードをたどり、チョウの王女さまこと香妃の眠るカシュガルまで旅する様子を描いている。絵は細かい線で描かれていて、字も多いので読むのに時間がかかったが、じっくり読めたのはよかった。この絵本を手にしたことがきっかけで、シルクロードを旅したくなる子どもがいるだろうなあ。
読了日:10月25日 著者:イザベル・シムレール
はくぶつかんのよるはくぶつかんのよる
読了日:10月22日 著者:イザベル・シムレール
あおのじかんあおのじかん感想
ようやく読めた。あおのじかんとは、そういうことだったのか。原画を見てみたい。
読了日:10月22日 著者:イザベル・シムレール
ミスコン女王が殺された (創元推理文庫)ミスコン女王が殺された (創元推理文庫)感想
ワニ町シリーズ第2作。前作が終わった翌日から始まるのにはびっくり。この設定で朝ドラ、できないかなあ。ドジっ子ヒロインとそれを支える(?)たくましいおばあさまたちって、朝ドラ的では?(朝ドラほとんど見ていないけれど)個人的には『ノンパラメトリック統計』がツボだった。ソーサラー、また出てくるといいな。
読了日:10月22日 著者:ジャナ・デリオン
名探偵コナン (95) (少年サンデーコミックス)名探偵コナン (95) (少年サンデーコミックス)感想
しまった! 94巻を読み返しておくべきだった。そして、女性警察官連続殺人事件の続きは来年4月までお預け……。でも、遠からず黒の組織との全面対決の日が訪れ、物語の収束も近い? さて、伏線の回収はできるのか?
読了日:10月18日 著者:青山 剛昌
石たちの声がきこえる石たちの声がきこえる感想
石で描かれた難民についての絵本。アラビア語と併記。
読了日:10月17日 著者:マーグリート・ルアーズ
せかいは ふしぎで できている!せかいは ふしぎで できている!感想
『しっぱいなんてこわくない!』の作者コンビ&翻訳者。キュリー夫人の名前、日本ではマリーが一般的だと思うけれど、マリにしたのには理由があるのだろうか?
読了日:10月16日 著者:アンドレア・ベイティー
こねことおつきさま (児童書)こねことおつきさま (児童書)感想
原書は1954年刊行。ペール・カストール」シリーズの1冊。
読了日:10月15日 著者:アルベルティーヌ ドゥルタイユ
わたしたちだけのときはわたしたちだけのときは感想
好きな服を着て、伸ばしたいだけ髪を伸ばし、自分の母語でしゃべり、家族とともに暮らす。当たり前のことが当たり前にできる幸せについて、改めて考えるきっかけを与えてくれる。
読了日:10月15日 著者:デイヴィッド・アレキサンダー・ロバートソン
桜の森の満開の下 清原なつの初期ベスト自選傑作集 (ビームコミックス)桜の森の満開の下 清原なつの初期ベスト自選傑作集 (ビームコミックス)感想
読んだことあるというか、今でも単行本が手元にある作品ばかり。リアルタイムで読んでいたけれど、蓑島さんの造形はユル・ブリンナー、ネーミングは箕島高校からだったと知ったのはのちのこと。
読了日:10月11日 著者:清原 なつの
わたしの島をさがしてわたしの島をさがして感想
ロラの学校は遠くの国から来た子どもたちばかり。自分が生まれた国のことを絵に描く宿題が出たが、赤ちゃんのときに島からやってきたロラには島の記憶がない。そこで、島から来た人たちに島のことを聞いてまわる。外国にルーツを持つ人たちが祖国をなぜ離れたのか、祖国に戻らないのはなぜなのか、考えるきっかけとなる絵本。あとがきを読まないと怪物の正体がわからないのが難。
読了日:10月08日 著者:ジュノ・ディアス,Junot Diaz
じゃあまたね (集英社ホームコミックス)じゃあまたね (集英社ホームコミックス)感想
1970年代。理系志望の女子生徒に先生が「女の幸せを考えろ」と文転させることにも、女子生徒が素直にそれに従うことにもびっくり。成績優秀なのに「兄と弟がいるから」就職を選んだり、兄弟よりも偏差値の高い高校には進学させてもらえなかったり。そんななか、ゆうこちゃんこと、のちの清原なつのさんは、結婚して配偶者に養ってもらうという発想はこれっぽっちもなく、自分で自分を養うと職業婦人をめざす。ランドセルもオレンジだったし、周囲に惑わされない自由な発想の家庭だったのかな。
読了日:10月07日 著者:清原 なつの
泥 (児童単行本)泥 (児童単行本)感想
『穴』のルイス・サッカーによる、エコ・バイオテラー・ミステリー・スリラー・コメディ(本人公認)。正体のわからないものは怖い。途中、ホラー小説並みに怖かった……。
読了日:10月05日 著者:ルイス サッカー
ナージャの5つのがっこうナージャの5つのがっこう感想
ロシアの女の子ナージャが、科学者の両親の仕事の都合でイギリス、フランス、アメリカ、日本に移り住み、それぞれの土地の小学校に通う。小学生の目で見た国による違いが面白い。ロシアを含めた5か国のなかで、自分専用の新品の教科書が与えられるのは日本だけ。あとはおさがり(アメリカに至っては教科書はほとんど使わない)。ナージャ にとって、日本の小学校は不思議なところだらけだったようだ。
読了日:10月05日 著者:キリーロバ ナージャ

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