フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2019年4月 | トップページ | 2019年6月 »

2019年5月

第13回文芸翻訳ブッククラブ読書会

 3月18日(土)、久しぶりに文芸翻訳ブッククラブの読書会に参加しました。隔月で開催されているのですが、11月と1月は仕事が忙しくて余裕がなく、3月は他の予定と重なってしまったため、半年ぶりの参加です。課題本は『カッコーの歌』(フランシス・ハーディング作/児玉敦子訳/東京創元社)。訳者の児玉敦子さんも参加されました。
 3月にやまねこ翻訳クラブの読書会に参加したとき、「今は『嘘の木』よりも『カッコーの歌』の話をしたいのに!」と思っていたので、主宰のKさんからお誘いをいただいたとき、迷いはありませんでした。ストーリーの展開上、必然性があって、お菓子がたくさん出てくるのも魅力です。今回は砂糖衣のかかったフルーツケーキとエンゼル・ケーキを作って持っていきました。Iさん手作りのチョコレートケーキもあったのに、写真を撮り忘れました……。
 あらすじを書くことからして、すでにネタバレなので、どんな感想が上がったかは省略します。映像化したら?という話題で盛り上がりましたが、わたしは実写よりもアニメで見たいような気がします。
 2週間続いて読書会に参加し、家族から「読書会ってどういうことするの?」と聞かれたので、「同じ本を読んだ人たちと、ネタバレを気にせずに語り合う」「マウンティングや自己アピールの場ではないし、答え合わせをするためのものでもない」と答えたけれど、伝わったかどうか。
大学生の次女は、大学のゼミのように学術的な考察をする場だと思っていたようでした。そういう読書会もあるのかもしれませんが。
 終了後、時間のある人たちと神保町でカレーランチして、そのあと、お茶して時間つぶし。この日は夜にやまねこ翻訳クラブのオフ会があったので、時間をつぶす必要があったのです。読書会が終わったのは13時だったのに、あっという間にオフの集合時間になっていて、びっくりしました。

第24回西東京読書会

Img_0065 

 

 5月11日(土)、3月に引き続き、西東京読書会に参加しました。課題本は『赤い衝動』(サンドラ・ブラウン作/林啓恵訳/集英社)。ロマサス(=ロマンティック・サスペンス)という分野だそうですが、ロマサスを読むのはこれが初めてです。
 会場となった会議室(和室)に31名の参加者が集結。多いので、3つのグループに分けられます。人数の多さに圧倒されましたが、同じグループに文芸翻訳ブッククラブでお世話になっているKさんがいらっしゃるので、ほっと一安心。
差し入れのお菓子が多いのがこの読書会の特徴で(笑)、わたしも昨日、チョコレートケーキを焼いて、人数分用意しました。チョコレートケーキにしたのは、登場人物のひとり、マリアンが作中で作っていたから(でも、たぶん、ブラウニーっぽいのだろうなあ)。30人と聞いて、30個用意していたのに、31人に増えていたので、ひとり分足りない! でも、自分の分はなしにしたので(試作したのを食べていたので)、問題なし。

 後半の、ロマンス・ファンの方々による、おすすめロマンスの紹介が熱くて、本当に面白かったです。
翻訳もののロマンスが好きな理由として、男女関係が理不尽なものでなく、ストレスなく読めるからとおっしゃっていた方がいました。あと、ロマンスは女の子が最後に幸せになれるから好きとおっしゃった方も。なるほど〜と思いました。
『あしながおじさん』を挙げてくださった方がいらして、そうか、『あしながおじさん』はロマンスだったのか〜、そういえば、ストーリーは知っているけれど、読んだことがないことに気づく……。読んでみようかなあ。

 

 

映画『ゴッズ・オウン・カントリー』

Img_0061

 

『ゴッズ・オウン・カントリー』(原題:God's One Country / 2017 UK)

 

 アップリンク吉祥寺で期間限定上映と知り、迷った末、夕方の上映を観にいく。

 予備知識はほとんどなく、自暴自棄な生活を送っているイギリス人青年が、短期契約で働きにきたルーマニア青年と恋に落ちる話だと聞いていた。これだけ聞くと腐女子が喜びそうな映画に思えるが、腐女子が単なる興味本位で観ようとしたら、きっと途中で席を立つだろう。全編にわたって、どんよりとした曇り空ばかり。内容も負けず劣らず重い。

 

 主人公ジョニーが、起床後、嘔吐するシーンで始まる。前日飲みすぎたらしい。ジョニーは20代前半くらいで、父と祖母と3人暮らし。けっこうな広さの牧場で、牛と羊を飼って生計を立てている。牛は肉牛のみ。羊は100頭くらいいる。これをジョニーひとりで管理している。父は(おそらく脳梗塞で倒れた後遺症だろう)身体が不自由なので、手は貸せないが、口は出す。たびたびダメ出しもする。

 雌牛の1頭がそろそろ出産間際であることを確認すると、ジョニーは牛を競りにかけにいく。そこそこ満足できる金額で売れ、食堂で腹ごしらえ中に目が合った青年とトイレにいき、行きずりの関係をもつ。帰宅すると、雌牛の出産は終わり、仔牛は死んでいた……。出産に間に合わず、死なせてしまったことで、父に責められる。

(死んだ仔牛が長々と映されるのを見せられ、最後まで観られる自信がなくなってくる……。)

 つらいので、夜、飲みにいく。元同級生で、大学に通っているロビン(女性)に会う。大学が休みで帰省しているらしい。
 ロビンと友人たちの生活と自分の生活の違いを痛いほど感じる。酔いつぶれて帰宅。そして嘔吐(お酒、弱いのでは……?)。

 羊の出産シーズンを迎え、さすがにジョニーひとりでは難しいので、手伝いを雇うことになった。すべて父がひとりで決めた。応募してきたのはひとり。ルーマニア人のゲオルゲだけ。

 最初、ジョニーはゲオルゲのことをばかにして、「ジプシー」と呼ぶ。ゲオルゲは不快に思うものの、口には出さない。羊の出産のために2人きりで数日山にこもっているとき、ゲオルゲはついに怒りを爆発させる。
 仮死状態で生まれた仔羊が、ゲオルゲの手当てで息を吹き返す。その様子をじっと見つめるジョニー。
 
そして、2人の関係に変化が訪れる。

(羊たちの出産でも、なかなか辛い場面がある。俳優ってたいへんな仕事だ……。)

 家族で営んでいた牧場を失ってしまった経験をもつゲオルゲは、ジョニーに同じ轍を踏ませたくないと言う。牧場を続ける道はある、手を貸したいとも言う。ジョニーはゲオルゲにこのまま牧場に残ってくれないかと聞く。

 しかし、後半、さらに大きな出来事が起こり……。

 

 タイトルの "God's Own Country(神の恵みの豊かな国)" は、 ヨーク地方の田舎をさすらしい。岩だらけで、荒涼とした土地。農耕には適さない(だから、羊を飼うのか?)。でも、ゲオルゲは美しい風景だとほめたたえる。

 牧場の経営、親の介護、外国からの移民労働者……。映画で触れられているさまざまな問題が、見終わったあとも、頭のなかでぐるぐるしている。

 公式サイトはこちら

生命の言葉ーー5月

Img_0056

 

 5月になったので神社へ行ってきました(4月にも行っていますが、ブログに書かないまま5月になってしまいました)。

 さて、今月の生命(いのち)の言葉です。

天壌無窮

 天照大御神による天壌無窮の神勅だそうです。詳細と口語訳は割愛します。

 毎月、月の初めに地元の神社を参拝しています。特に宗教的な意味はないつもりなのですが、はたから見るとどうなのだろう?とふと考えてしまいました。
 他人にどう思われるかにはあまり重きを置いていないので、この先も続けていくと思います。

 おみくじは小吉でした。

Img_0060

 

 小吉あたりのほうがいいこと書いてありますね。

4月に観た映画

 4月に観た映画は7本。

『エマの瞳』(Il colore nascosto delle cose/2017年/イタリア、スイス)
『名探偵コナン 紺青の拳』(2019年/日本)
『ナポリの隣人』(La tenerezza/2017年/イタリア)
『マイ・ブックショップ』(The Bookshop/2017年/イギリス、スペイン、ドイツ)
『JAWS/ジョーズ』(JAWS/1975年/アメリカ)
『アルマジロの予言』(La profezia dell'armadillo/2018年/イタリア)
『憶えてる?』(Ricordi?/2018年/イタリア、フランス)

 一番好きなのは、『マイ・ブックショップ』かな。観終わったあと、アメリカ映画だったら結末は違っていただろうとか、フランス映画だったら、別の展開だっただろうなあとかなどと、考えてしまいました(以前、『タイピスト!』を「アラベスク」や「エースをねらえ!」が好きな人におすすめされていたけれど、ミロノフ先生も宗方コーチもストイックだよなあと思ったのでした)。

『ジョーズ』は午前十時の映画祭にて。これを逃したら、スクリーンで観る機会はないかと思って観にいきました。怖かった。怖さの半分はジョン・ウィリアムズによって作られている……。

『アルマジロの予言』と『憶えてる?』はイタリア映画祭にて。数年前は上映作品の7割くらい観ていましたが、今年はこの2本だけ。『エマの瞳』と『ナポリの隣人』は去年のイタリア映画祭の上映作品でしたが、今年わたしが観た2本は、どちらも一般公開はなさそうな気がします。

 Filmarksのマイページはこちら

4月に読んだ本

 ひとりウーリー・オルレブ読書マラソンを開催(大部分は再読)。オルレブもベルゲン・ベルゼン強制収容所にいたことを、今さらながら知りました。ヨゼフ・チェペックやアンネ・フランクが移送されたのは末期で、オルレブ兄弟が移されたころは、そこまでひどくなかったそうです(しだいにひどくなり、どんどんひどくなっていた……)。

 4月に読んだなかでは、『アフター1964東京オリンピック』と『駒音高く』が印象に残りました。

4月の読書メーター
読んだ本の数:30
読んだページ数:3686
ナイス数:130

壁のむこうの街壁のむこうの街感想
再読。邦訳されたオルレブ作品のなかで、これだけ英語版からの重訳。表紙の絵は英語版流用なのだろうか?
読了日:04月30日 著者:ウーリー・オルレブ
西ヨーロッパ 北アメリカ  フランス スペイン ギリシャ  アメリカ ほか (しらべよう!世界の料理)西ヨーロッパ 北アメリカ フランス スペイン ギリシャ アメリカ ほか (しらべよう!世界の料理)感想
西ヨーロッパと地中海沿岸諸国、アメリカ、カナダの料理を紹介。フランスとイタリアの比重が大きく、ユネスコ無形文化遺産に登録された地中海料理として、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、キプロス、クロアチアをざっくり紹介。アメリカとカナダはそれぞれ見開き2ページずつしか割かれていない。
読了日:04月28日 著者:こどもくらぶ
壁のむこうから来た男 (世界の青春ノベルズ)壁のむこうから来た男 (世界の青春ノベルズ)感想
ドイツに占領されたワルシャワで、母と義父と3人で暮らすマレク。思春期ということもあって、義父のことが好きになれない。ある事件をきっかけに、母から実の父の出自を知らされ、罪滅ぼしの気持ちでゲットーを抜け出してきた青年に手を貸す。目を背けたくなるようなきつい出来事も起こるが、不思議と読後感はさわやか。突き抜けるような明るさがある。
読了日:04月27日 著者:ウーリー オルレブ
北・中央・東ヨーロッパ  スウェーデン オーストリア チェコ ロシア ほか (しらべよう!世界の料理)北・中央・東ヨーロッパ スウェーデン オーストリア チェコ ロシア ほか (しらべよう!世界の料理)感想
世界食べものマップでは北欧諸国のなかで唯一紹介されていないデンマークだが、食生活は北欧で一番豊かだそうだ。ハンガリー料理が中欧のなかではスパイシーな理由は、遊牧騎馬民族のルーツだとする。興味は尽きない。
読了日:04月24日 著者:青木 ゆり子
アフター1964東京オリンピックアフター1964東京オリンピック感想
1964年の東京オリンピックは本当に成功だったのか? その答えを求めて、出場した選手や記録映画に携わったスタッフなどに取材。代表選出をめぐる確執は今も昔も変わらず。東京五輪のために強化し、銅メダルを取ったことが今につながっていると、サッカーの人は肯定的だが、飛び込みの馬淵かの子さんは、東京五輪は失敗だったと言いきる。ローマ五輪の自転車競技で猛暑のため日射病になる選手が続出、死者も出たため、東京は10月開催に変更されたとは知らなかった。プロも参加するようになった今、10月開催は不可能らしい。
読了日:04月23日 著者:カルロス矢吹
三つの金の鍵―魔法のプラハ三つの金の鍵―魔法のプラハ感想
マドレンカはピーター・シスの娘だったのか。今さらだけれど。地図で確認したプラハのネルダ通りと、この絵本に出てくるシスの家の場所は同じ場所だった。
読了日:04月21日 著者:ピーター シス
ぱくぱくぺろり (1984年) (まあくんのバイバイあかちゃんシリーズ)ぱくぱくぺろり (1984年) (まあくんのバイバイあかちゃんシリーズ)
読了日:04月21日 著者:アロナ・フランケル
駒音高く駒音高く感想
将棋に関わる人たちを主人公にした連作短編集。将棋会館の清掃員や将棋の面白さにめざめたばかりの小学生、将棋に打ち込む娘をもつ母親、プロまであと一歩というところで伸び悩む青年など、主人公は多種多様。1つの作品の主人公がほかの作品に脇役として登場したり、同じ人物が複数の作品にキーパーソンとして登場したりする。一気に読んでしまった。子どもや少年が主人公の話はYAを読んでいるような気持ちで読み、清掃員の女性や母親の話、老齢の棋士の話もぐっときた。
読了日:04月20日 著者:佐川 光晴
Tシャツのライオン (講談社の翻訳絵本)Tシャツのライオン (講談社の翻訳絵本)感想
再読。
読了日:04月20日 著者:ウーリー オルレブ
ちいさい おおきな 女の子 (講談社の翻訳絵本)ちいさい おおきな 女の子 (講談社の翻訳絵本)感想
再読。
読了日:04月20日 著者:ウーリー オルレブ
かべ―鉄のカーテンのむこうに育ってかべ―鉄のカーテンのむこうに育って感想
ピーター・シスの自伝的絵本。鉄のカーテンの向こうの世界が、向こう側で生まれ育った人の視点で描かれていて興味深い。プラハの春を取り上げた番組を比較的最近見ていたせいもあって、書かれている内容がすっと入ってきた。
読了日:04月20日 著者:ピーター シス
おおかみのおなかのなかで (児童書)おおかみのおなかのなかで (児童書)感想
クジラに飲み込まれたゼペットじいさんを思い出した。
読了日:04月19日 著者:マック バーネット
夢見る人夢見る人感想
わたしのパブロ・ネルーダのイメージは映画『イル・ポスティーノ』で培われたもの。この本で子ども時代から詩人ネルーダが生まれるまでを知ったので、どこかであいだをうめなければ。
読了日:04月19日 著者:パム・ムニョス ライアン
家をせおって歩く かんぜん版 (福音館の単行本)家をせおって歩く かんぜん版 (福音館の単行本)感想
発泡スチロールで作った家をせおって、日本全国(果てはスウェーデンや韓国まで)を歩く。家といっても寝るためだけの場所なので、トイレはコンビニや公衆トイレを使用し、風呂は銭湯。食事は主にコンビニで調達。家を置く場所は提供者(民家や社寺など)と交渉。体力とコミュニケーション能力が不可欠だなあ。
読了日:04月16日 著者:村上 慧
たのしいまきばのイースター (児童書)たのしいまきばのイースター (児童書)感想
フルカラーの絵もお話もかわいい。ほのぼのとしたなか、ウサギのキャラクターはなかなか強烈。
読了日:04月15日 著者:ロイス レンスキー
もちろん返事をまってます (新しい世界の文学)もちろん返事をまってます (新しい世界の文学)感想
ボランティア活動の一環として、脳性まひの男の子ドゥディと文通を始めたノア。手紙のやりとりを通じて、ノアの世界もドゥディの世界も広がっていく。ひょっとすると、ほかの子どもたちの世界も。
読了日:04月15日 著者:ガリア ロンフェデル・アミット
おうじょさまとなかまたち―おうじょさまとゾウとウマとイヌとネコとハリネズミとトリとハチとイモムシのおはなしおうじょさまとなかまたち―おうじょさまとゾウとウマとイヌとネコとハリネズミとトリとハチとイモムシのおはなし感想
だれかにいじめられるたびに、おなかがいっぱいになり、どんどん大きくなるいもむし。ついにはゾウより大きくなり……。やわらかなタッチの絵(パステル?)が静かにメッセージを伝える。作者はポーランドに生まれ、ホロコーストを経験したのち、第二次大戦後イスラエルに移住したとのこと。
読了日:04月15日 著者:アローナ フランケル
太陽の草原を駆けぬけて太陽の草原を駆けぬけて感想
当時はポーランド、現在はウクライナにある町で裕福な暮らしを送っていたユダヤ人一家が、ナチスから逃れるために当時はソ連の一部だったカザフスタンに移り、最後は難民として当時はまだパレスチナとまだ呼ばれていたイスラエルへ。ややこしい。移動中もカザフスタンでの生活も壮絶をきわめるが、不思議と暗さはない。
読了日:04月14日 著者:ウーリー・オルレブ
南・中央アジア  インド ブータン バングラデシュ ウズベキスタン ほか (しらべよう!世界の料理)南・中央アジア インド ブータン バングラデシュ ウズベキスタン ほか (しらべよう!世界の料理)感想
インド、スリランカ、ネパール、ブータン、バングラデシュ、アフガニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンの食生活を紹介。地理的な事情や歴史的背景、宗教上の禁忌などの影響が興味深い。
読了日:04月13日 著者:こどもくらぶ
名探偵コナン (96) (少年サンデーコミックス)名探偵コナン (96) (少年サンデーコミックス)感想
平次、キッド、京極さん、安室さん……etc. ひと通り登場したような。和葉のこととなると、へっぽこと化す平次ににんまり。
読了日:04月10日 著者:青山 剛昌
走れ、走って逃げろ (岩波少年文庫)走れ、走って逃げろ (岩波少年文庫)感想
読みながら、映画『家へ帰ろう』を思い出した。本作の主人公スルリック(あるいはユレク)と『家に帰ろう』の主人公アブラハムに共通しているところはほとんどないけれど、最後にウッチが出てきて、つながったような気がした。
読了日:04月09日 著者:ウーリー・オルレブ
宮﨑あおい『世界をいただきます——ヨーロッパ・中東・アフリカ編』宮﨑あおい『世界をいただきます——ヨーロッパ・中東・アフリカ編』感想
宮﨑あおいさんが首都圏にある各国料理のレストランのシェフから主にその国のソウルフードの作り方を教わるという雑誌の連載を本にしたもの。レシピつき。写真もたっぷり。行きたいと思っていた(けれど、夜だけの営業なので行きにくいなあと感じていた)ナイジェリア料理の店が載っている!
読了日:04月07日 著者:宮﨑あおい
東南アジア  ベトナム タイ フィリピン インドネシア ほか (しらべよう!世界の料理)東南アジア ベトナム タイ フィリピン インドネシア ほか (しらべよう!世界の料理)感想
食はその国の文化。同じ国のなかでも地域によってとれる作物が異なり、味つけも変わってくることなども丁寧に説明されていて、写真も豊富。各図書館や学校図書室に1セットずつ置いてほしい。
読了日:04月05日 著者:こどもくらぶ
ベルトベルト感想
エリートの父を持ち、裕福な家庭に暮らし、テニスの才能に恵まれているエレズは、実は父親からのDVに苦しんでいた。DV加害者は外面がいいこと、暴力をふるわれるのは自分が悪いからだと被害者が思い込んでしまうこと、家族が現実逃避することなど、DVにありがちな要素が詰まっている。原書の刊行は1995年、邦訳が出たのは2000年だが、今のほうがより身近に感じられるかもしれない。
読了日:04月05日 著者:ガリラ ロンフェデル・アミット
ぼくによろしくぼくによろしく感想
父親は刑務所、母親は再婚。シオンは祖母と暮らしていたが、悪さばかりするため、里子に出された。里親となったシロニー先生の家族の生活はこれまでの生活とは大違い。前の暮らしに戻りたいと願いながら、シオンはシロニー先生に命じられるまま、日記をつけはじめる。日記を書くことでもうひとりの自分に向き合えるのだろうか?
読了日:04月04日 著者:ガリラ ロンフェデル・アミット
つくられた心 (teens’best selection)つくられた心 (teens’best selection)感想
接客業はおもにアンドロイドが行っている近未来。ミカが入学した理想教育モデル校には、スーパーセキュリティシステムが完備され、防犯カメラ、防犯用集音マイクのほか、生徒の1人になりすました見守り係のアンドロイドが各クラスにいる。16人のうち誰がそうなのか、ミカと友人たちは探り始めるが……。
読了日:04月02日 著者:佐藤 まどか
おにいちゃんとぼくおにいちゃんとぼく感想
過剰な説明はなく、作り手が
子どもの想像力や理解力を信じていることがわかる。
読了日:04月02日 著者:ローレンス シメル
とびきりおかしなマラソンレース―1904年セントルイスオリンピックとびきりおかしなマラソンレース―1904年セントルイスオリンピック感想
1904年セントルイス五輪、マラソンには41名の選手がエントリー。スタートラインに立ったのは32名。40度近い猛暑のなか、給水所はたった2箇所しかなく、しかも水が汚れていて、お腹を壊す選手もいた。足をつってしまう選手、犬に追いかけられてコースを大きく外れてしまう選手……もう、めちゃくちゃ。(しかし、12年後のストックホルム大会では日射病による死者が出たことを考えると、笑いごとではないし、「とびきりおかしなマラソンレース」なんかではないと思う。)
読了日:04月02日 著者:メーガン マッカーシー
ノロウェイの黒牛 -イギリス・スコットランドのむかしばなし (世界のむかしばなし絵本)ノロウェイの黒牛 -イギリス・スコットランドのむかしばなし (世界のむかしばなし絵本)感想
表紙の絵に惹きつけられた。さとうゆうすけさんはこれが初めての絵本。なかがわちひろさんのブログによると、さとうさんの絵に惚れ込んだ編集者さんがさとうさんの絵に合いそうな昔話を見つけるところから始まったそうで、先に絵ありきだったらしい。この絵本の原画展、見にいきたかったな。翻訳家が文を書き、日本の画家が絵を描いている、BL出版の「せかいのむかしばなし」シリーズ、どれも素敵です。
読了日:04月01日 著者:なかがわ ちひろ
六号病室のなかまたち (外国の読みものシリーズ)六号病室のなかまたち (外国の読みものシリーズ)感想
パレスチナ人の少年サミールはひざの手術を受けるため、イスラエルの病院に入院する。まわりはイスラエル人ばかりで、通行規制が出ているため、家族は見舞いに来られない。弟をイスラエル兵に殺されているサミールは、同室の少年の兄がイスラエル兵だと知って動揺する。
読了日:04月01日 著者:ダニエラ カルミ

読書メーター

« 2019年4月 | トップページ | 2019年6月 »